Message-2-Oneについて

• Message-2-Oneは、メールマガジンの編集・配信システムを構築するための素材です。ソースを提供するなどカスタマイズ可能な形式になっているので、独自の機能や規則などにマッチさせることができます。
• 顧客向け、あるいは購読者を集めてのメールマガジンを制作することができます。
• シングルパートのHTMLメールをターゲットにしたものですが、マルチパート、あるいはテキストメールも作成できます。
• さまざまな作業について、サーバサイド、クライアントサイドでの素材を組み合わせてご利用いただけます（予定）。
• フリーダウンロードはできませんが、実際のシステムで使う段階でライセンス料が発生するシェアウエアに近い形態で提供します。

メールマガジン発行

特定の顧客や読者宛のメールマガジンは、商品のサービスやプロモーション、さらにはサポートなどの目的で広く使われ、ビジネスの中での役割も重要性が増してきています。HTMLメールが一般化した現在、しっかりデザインされたメールを効率的にかつ確実に発行できるようにしなければなりません。こうしたメールマガジン発行では、記事を集めてメールを作るという手間のかかる作業があります。こうした作業はデータベースを利用することで効率的にワークフローを展開できます。

また、読者へのインプレッションを高めるために、HTMLメールでのメールマガジンも増えてきていますが、毎回、デザイナによるオーサリングに時間と費用がかかっているかもしれません（テンプレートに流し込むだけにしても！）。データベースに蓄積した記事から、デザインされたフォーマットに従ったHTMLを作成するということも、さまざまなソフトウエアを組み合わせればそれほど難しいことではありません。

一方、発行者独自の機能が欲しい場合もあります。たとえば、原稿執筆者に対する支払いの自動化や、配信先を細かく分類して管理したい、HTMLページは別デザインで同時に生成したいなどといったことがあります。メールマガジン発行では定型的な部分より、こうした個別の事情に合わせる部分の方がより開発コストがかかるというのが一般的でしょう。Message-2-Oneは定型的な部分を安価に提供し、個別開発が必要な部分を開発することで、こうした業務のシステム化を少ないコストで行うことを目指すものです。

Message-2-Oneから発展可能な形態

Message-2-Oneは、電子メールによるコミュニケーションをさまざまな形で実現するための素材です。たとえば、デスクトップマシンですべての作業をやるという考え方もありますし、すべての作業をWebアプリケーションでやりたいというニーズもあるでしょう。また、購読者募集はWebだけど、編集作業はデスクトップでやりたいということもあるかと思います。そうしたニーズに適合させるために、行いたい機能をうまく組み合わせて、自分が使うシステムを作り上げるということを、Message-2-Oneでは意図しています。

• 黒い文字（背景が塗られているボックス）については開発ができています。
• グレーの文字（背景が白のボックス）については開発予定となっています。現状、すぐにはご利用いただけません。
• ファイルメーカーProで構築された開発システムは、こちらのページで御覧下さい。
• PHPで作られた購読者募集のページはこちらのページで御覧下さい。

開発者向けライセンス

ソフトウエアの提供には、ライセンス契約をしていただきます。

ライセンス契約の趣旨

• Message-2-Oneのソフトウエア一式は、無償で提供します。ただし、実用になった段階で、ライセンス料（52,500円／税込み）を支払っていただく形式となっています。
• ご自身で利用される上では、1回のライセンス料の支払いだけでかまいません。
• システム開発をされて納品される場合には、システムの案件を請け負った段階で、そのシステムごとに1ライセンスをお支払いください。ただし、構築されたシステムについては納品先でのみ利用される形態とします。
• ASPや自社製品に組み込む場合は別途ご相談をお願いします。実際のビジネススケールに合わせたライセンス料金をご検討いただければと考えます。
• Message-2-Oneはフリーソフトではありません。著作権および配布権は新居雅行が保有します。

リクエストベースでの開発継続

• 特定のコンポーネントの開発やあるいは改造について、ライセンスを受けた方からのリクエストに応じて受け付けます。
• ただし、要求されるものが汎用的であると判断される部分についての開発を行い、その結果を提供します。

サポートについて

• Message-2-Oneのサポートは、ライセンス契約された方に対してのみ行います。
• ライセンスを受けた方が構築するシステムへの直接のタッチは行いません。提供する素材をベースにしたサポートとなります。
• 電子メールでのやりとりを基本とします。ライセンスを受けた方々に対するメーリングリストなども検討しています。
• 特定システムへのサポートなどについては、別途有償でのサポートとして対応させていただきます。

Message-2-Oneへのコミット

• Message-2-Oneのコンポーネントになりうるソフトウエアをお持ちの方へは、Message-2-Oneにそのソフトウエアの投稿をご提案します。
• ただし、投稿した結果は、ライセンス契約に従ったライセンスを適用されます。著作権については作成者の方が保持するものとします。
• 投稿をしていただいた場合、ライセンス料なしでMessage-2-Oneを利用できるようにするつもりですが、利用条件は個別に定めさせていただきたいと思います。
• 業務システムを作るためのパイロットとして作ったものなどがあれば、こうした形で再利用をしてみてはいかがでしょうか。

開発の請け負いについて

Message-2-Oneを利用した業務システムの開発についてもご相談をお受けします。お気軽に、ページ最上部に記載した連絡先までメールをいただければと思います。ここで記載した形式ではないようなシステムでもご相談に乗ります。