レポート提出課題 応用情報処理II(2018)

以下の課題のうち、3つを行うこと。Excelのブックファイルなど、完成したファイルをまとめてzip形式にして「授業支援」にアップロードすること。Excelで提出する場合、課題1を除き、必要なことはExcelのファイル内に記載する。レポートの受理通知を行うので、提出したのに受理されていない場合などはメールで講師に連絡する。3つ以上の課題を行なった場合には、原則として加点する。

1/11の講義では、「受理ができない」と説明しましたが、やり方がわかったので、こちらで確認し次第「受理」へとステータスを変更します。そうすると、再アップロードができないので、受理になっているけどアップロードし直したい方は、講師まで連絡をください。

送付するファイルは次の要件を満たしていることを原則とする。

課題の締め切りは:2019年2月4日(月曜日)9:00とします

日本時間です。もちろん、それ以前に提出してもらってもかまいません。遅れた場合には採点できず、不合格になります。

提出結果については、指導が入ることがあります。指導はメールで送ります。ない場合もあります。


課題1

第14回の講義で「ネ申エクセル問題」についての論文とその内容を紹介した。論文に書かれている内容のうち、「ネ申エクセル問題」はどういう問題で、何をすれば解決できるのかを要約すること。これらを受けて、自分自身は何ができるのかを考え、その意見を述べること。この問題については、ワープロのファイルでの提出とする。長さはA4で1枚程度を目指せば良いが、過剰に少なくない限りは分量は問わない。(本課題は、Wordの文書ファイルで提出すること)

課題2

米国の映画情報を提供するサイトにThe Numbersがある。このサイトに2018年の映画の興行収入ランキングのページ「Annual Movie Chart - 2018」があり、講師が見た時点では、541位までの詳細なデータがあった。そのデータがあるページをサイト上で探し、データをExcelに読み込んで処理ができるようにする。ジャンルやMPAAごとに集計を行い、何らかの傾向があるかを検討すること。

課題3

日本統計年鑑(年度はどれでも良い)の中にある「第19章 労働・賃金」には、様々なExcelのデータがある。ここにある「賃金」(19-9〜19)のセクションから任意にデータを取り出してデータ処理を行ってみることにする。自分の好きなデータを使って、時系列のデータと、何らかの分類区分ごとのデータを探して整理して、少なくとも2つのグラフを作成すること。そして、どのデータを使い、何のグラフを作成したのかを説明し、加えてグラフから読み取れる傾向分析を記載すること。

課題4

総務省の統計データのページからたどるとさまざまな統計データが入手できる。たとえば、「統計でみる都道府県のすがた 2017」というリンクをクリックし、「目次」から「I 市区町村編」をクリックすると、統計データが含まれるワークシートがダウンロードできる。その中にはたとえば、「福祉・社会保障」のワークシートには、都道府県ごとの保育所数などの統計データがある。かなりたくさんのデータがあるが、「福祉・社会保障」のワークシートに限らず、総務省のページの中から任意のデータを選んで、自由に注目すべき統計データを選び、「もとデータ」「処理したデータ」「グラフ」を含み、データに関する解説を含んだレポートを作成すること。

課題5

Excelにある「Webクエリ」の機能を学習して利用できるようになっておく(「データ」タブにアイコンがある)。この機能を利用して、適当な書籍売り上げランキング、あるいはCDの売上ランキングなど、何らかのランキング系のサイトの情報をExcelに取り込めるようにする。そして、最低でも3回分の更新結果を取得して、縦方向に書籍あるいはCDタイトルを並べ、横方向に「公開日」等をならべ、それらが交わったところには、それぞれのランキングでの順位を記述する。ただし、縦方向は、調査した回数の中でのランキングの順に並べること。たとえば、3回の調査で、2位、4位、1位であれば、平均して7÷3=2.3....、5位、2位、12位なら19÷3=6.3...のような数値を求める。ランキング外の数値は無視する。たとえば、12位、24位、ランク外となっていれば、36÷2=18を数値として使うようにする。

課題6

ある食品製造会社では、大好評のお菓子「ネコも大好き〜マグロパイ」を製造しているが、次のような制約があるとする。

直営店での売り上げは、土日が多く平日は少ないものとする。つまり、火〜金は一定、土曜日曜も一定だが、土日の売り上げは平日の売り上げに対して一定の倍率であるとする。このとき、Excelのワークシート上で製造計画を立てる。なるべく破棄する製品が少なく(破棄数)なり、かつ、売れるはずなのに入荷できなかった数(機会損失数)を減らすことがができるかを考えることにする。なお、何らかの数値(たとえば土日の売り上げ数と平日の減少率など)については固定しなければならないが、どこかのセルに入れて変化できるようにする。