タイトル時間課金などでのソフト流通を可能にするサービスカテゴリー業界動向
作成日1999/9/27 15:37:33作成者新居雅行
アイ・エス・エス・ジャパンは、ソフトウエアを時間課金などでユーザーが利用できるシステム「INTERNET SOFT SERVE」というサービスを開始した。利用者は、課金管理を行うアプリケーションを起動した上で、同サービスに適応したアプリケーションをダウンロードして利用する。たとえば、1分50円などの料金を設定して、利用者より費用を徴収することができる。同社がソフトウエアのレンタルの方法として取得した特許技術を使っている。このシステムでの課金対象となるアプリケーションを作るには、普通に作ったアプリケーションに数行のコードを追加するだけでよい。同社では、こうした形式でのソフトウエアレンタルを、ソフトハウスからソフトウエアの供給を受けて行い(登録料などは必要である)、利用者からの費用の徴収などの運用を行う。なお、時間課金だけでなく、販売という形態もできるようになっている。

なお、現在はWindows95/98向けのアプリケーションしか対応していない。しかしながら、将来的にはMac OSも含めて、すべてのOSに対応できるようにする意向はあるということだ。ソフトウエア流通の手法としては新しい方法だけに注目できるが、利用者を多く集めることや登録ソフトが充実することが当面の課題となると言えるだろう。
関連リンクINTERNET SOFT SERVE