タイトルQuickTime 4.1がリリース、QT for Javaにパッケージが追加カテゴリーQuickTime, Java
作成日2000/1/21 15:3:25作成者新居雅行
QuickTime 4.1がリリースされ、QuickTime for Javaの機能的にも変更があった。まず、AWTに依存する機能が推奨されない(deprecated)になった。QTCanvas、QTImageDrawer、QTImangeProducer、FullScreenWindowのクラスにおいて、外部となるjava.awtクラスの利用が推奨されないとしている(おそらく、AWTのクラスのメソッドの呼び出しが推奨されないとなっているのだと思われる)。AWTへの明示的な依存をなるべくなくすということを意図しているようだ。
また、イベントを扱うためのパッケージが新たに加わり、イベントモデルに変更が生じている。マウス処理やドラッグ時の処理などがクラスとして加わった。
ユーザーインタフェースを扱うパッケージも加わっているが、これは最小限の機能しか提供しておらず、今後フィードバックを受けて改良を続けるもののようだ。QuickTime 4のAPI呼び出し機能もサポートした。
これらの機能の詳細は、以下のドキュメントを参照するのが良いだろう。
関連リンクWhat’s New in QuickTime 4.1