タイトル | AirMacの既定のIPアドレスの意味 | カテゴリー | ネットワーク |
作成日 | 2000/3/21 11:48:52 | 作成者 | 新居雅行 |
Tech Info LibraryにAirMacの既定のIPアドレスの意味を記載した文書が公開された。AirMac側のDHCPサーバが見つからない時のIPアドレスは、AirMacに限らず、Mac OS全般に言えることだ。 ◇58618:AirPort: Reason for 169.254.x.x IP Address http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58618 Mac OS 8.5以降のOpen Transportは、DHCPを参照するように設定していてDHCPサーバが発見できなかったときには、169.254.x.xというIPアドレスを自動的に割り振る。x.xの部分はランダムな数値を割り振るようになっている。こうした動作はWindowsでも同様である。つまり、DHCPサーバが見つからなかったときの既定のIPアドレスが169.254.x.xということである。こうした措置により、きちんと設定されていないネットワークでも、一時的にはIPでの通信ができるようになると書かれているが、多くは期待できないだろう。このIPアドレスに設定されたときには、DHCPサーバが認識できなかったものとして、ネットワークの設定や状況を見直す必要がある。 ◇58619:AirPort Base Station: Reason for 192.42.249.12 IP Address http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n58619 ベースステーションを初期化すると192.42.249.12というIPアドレスに設定される。ベースステーションがDHCPサーバに接続してIPアドレスなどを配給された場合には、そのアドレスが設定される。これは、Appleによって、グローバルあドレスとして通用するものを割り当てたものである。このアドレスに設定されたベースステーションにアクセスするには、192.42.249.14のIPアドレスに手入力するか、DHCPで接続すれば良い。192.42.249.13はハードウエアリセット後にベースステーションに設定されるアドレスである。 | |
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