タイトルQuickTimeで読み込んだグラフィックスをCarbonで印刷するサンプルカテゴリーアップルからの開発資料, QuickTime, Carbon/CF
作成日2000/4/18 14:11:7作成者新居雅行
サンプルコードとして公開された「Carbon QT Graphic Import」は、QuickTimeのGraphic Importerを利用して、グラフィックスファイルなどをアプリケーションに取り込むサンプルだ。画像の読み込みをQuickTimeの機能を利用し、取り込んだ画像をアプリケーションでデータとして利用するサンプルとなる。また、Carbon Printing Managerを利用して、グラフィックスを印刷する機能も組み込まれている。Carbonでは印刷のメカニズムが大きく変わるが、簡単に言えばPMで始まるAPIコールに起き替えるのが基本となる。サンプルコードの実質的なグラフィックス処理は、Graphic Importerで読み込んだグラフィックスをCopyBitsでビットマップ転送しているだけであり、印刷処理をCarbonで組む場合の分かりやすいサンプルとなることは間違いないだろう。さらに、用紙設定や印刷ダイアログの処理もあり、いずれにしても、Carbonでの印刷処理の組み立てを知るには分かりやすいサンプルだ。ソースファイルのMyCarbonPrinting.cを参照すればよい。また、ドラッグ&ドロップの機能の組み込みについてのサンプルにもなる。
関連リンクQuickTime: Importers and Exporters: Carbon QT Graphic Import