タイトルMac OS X Public Betaのファイル共有についての文書が公開、公開できる範囲などカテゴリーネットワーク, Mac OS X
作成日2000/9/22 15:10:49作成者新居雅行
Tech Info Libraryに、Mac OS X Public Betaのファイル共有機能についての文書が以下のように公開されている。ファイル共有機能は限定的なものではあるが、逆に管理は非常に楽だとも言える、近々、基本的な使い方を含めた記事をMDOnlineではお届けする予定だ。

◇106010 - Mac OS X Public Beta: File Sharing Only Shares Public Folders
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106010
使用として限られたファイルの共有だけが行われるようになっている。あるユーザでAppleShareファイルサーバにログオンした場合、自分のホームフォルダ以下と、他のユーザのPublicフォルダしか参照できないように設計されている。従って、特定のフォルダに対してFinderのInspectorで所有者や読み書き権限を付けたとしても、それはクライアントからは利用できないようになっている。ただし、管理者権限のあるユーザでログオンした場合、すべてのボリュームが読み書き可能な状態で参照できる。管理者権限は、UNIXでいうrootと同様なものである。なお、FTPサーバについてはこうした公開可能なフォルダの制限はない。

◇106011 - Mac OS X Public Beta: File Sharing Is Turned Off but Users Can Still Log In
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106011
ファイル共有の機能は停止させてもそのままでは機能している。再起動しないと実際には停止しない。この点については将来、修正する予定である。

◇106013 - Mac OS X Public Beta: AppleTalk Name Not Visible to Other Computers
 http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n106013
ファイル共有において、AppleTalkの名前が見えないと考えるかも知れない。Mac OS Xでファイル共有を行い、Mac OS 9からクライアントとして接続する場合、セレクタのAppleShareではMac OS Xが見えない。しかしながら、IPアドレスを指定したり、あるいはネットワークブラウザを使うことでサーバへの接続ができる。一方、Mac OS XをAppleShare IPのクライアントとするには、DesktopのGoメニューからConnect to Serverを選択してIPアドレスやURLを指定する。Mac OS XのIPアドレスは、System PreferencesのNetworkの設定で確認できる。
関連リンクTech Info Library