タイトル福岡で開催されるMac OS Xのセミナーのプログラムがほぼ確定カテゴリーMac OS X, イベント
作成日2000/9/28 12:16:16作成者新居雅行
アニーズ・クラフトは、Mac OS Xに関するセミナー「MacOS X セミナー in 福岡」を、2000年10月8日(日)〜9日(月)に、福岡市のスカラエスパシオで開催する(MDOnlineでは2000年8月31日に既報)。この話題の続報をお届けしよう。まず、セミナーは有償だが、展示ブースも設けられ、そこは無料で入場できる。アニーズはもちろん、沖データや、Macお仲間探偵団などのユーザグループの展示も見られる。特にアニーズのブースでは「BGCD-X (The Big Green CD for MacOS X)」が\3,000で販売される予定だ。NeXT向けにパッチやソフトウエアなどを詰め込んだCD-ROMとして好評だったBGCDシリーズがMac OS X向けにリリースされた。300枚限定で販売される。セミナー参加者には、OPEN BASE Developer版をはじめ、Miracle Linux、Oracle 8iのCD-ROMやTシャツなどの記念品も配付される予定だ。参加費は前売りが10,000円、当日が15,000円となっており、いずれも2日間の通し券となっている。
1日目のセッションは、Galapagos Systems代表佐藤徹氏による「MacOS X概要」、シスコシステムズの塩崎英司氏による「Ciscoネットワークソリューション」、大座畑重光氏による「21世紀の情報航行支援」、ヘリオグラフの渡邊大介氏による「OPENBASE RAD STUDIO」、NeXTユーザ会竹尾哲也氏による「Cocoaかんたんプログラミング」、NeXTユーザ会水野隆一氏による講演が行われる。2日目は、Skylee Pressのアーサ・C・カイル氏による「NeXT, Be, MacOS X」、MDOnline新居雅行による「MacOS Xのソフトをどう作るか」、オープンテクノロジーズ小川信幸氏による「X for OS X、iTools for OS X」、NeXTユーザ会白山貴之氏による「Darwinプロジェクト」、ミラクル・リナックス松谷光男氏による「Miracle Linux + Oracleで作るデータベースサーバ」、沖データ下藤和俊氏による「沖データカラープリンティングソリューション」アニーズ・クラフト案浦浩二氏による「MacOS Xのサーバ構築」といった講演が行われる。1日目の夜には明代皇帝宝船鄭和を借り切っての懇親会(参加費5,000円)が計画されている。Mac OS Xに関連する技術的なセミナーで、オープンで開催されるものとして日本で最初のものとなる。NeXT時代からのベテランを中心に組まれたセミナーであり、NeXTを知らないMacユーザにとっては得難い情報収集のチャンスになるであろう。
関連リンクMacOS X セミナー in 福岡