タイトルブロードバンドインターネット接続を複数台のパソコンで共有するアダプタカテゴリーその他のインターネット
作成日2000/11/19 19:3:59作成者新居雅行
ディアイティは、Farallonが開発した「NetLINE Broadband Gateway」を発売する。ケーブルテレビやDSLなどのEthernet経由で接続するインターネット接続において、1つのIPアドレスでの接続を、複数台のパソコンで共有できるようにする。価格は22,800円で、2000年12月上旬から発売する。ケーブルテレビなどのブロードバンドインターネットでは、専用モデムなどを使ってケーブル接続を行うが、利用者側にはEthernetで提供されるため、Ethernet端子から直結してネットワーク利用を行うのが一般的だ。ただし、その場合は1台のパソコンからしかネットワーク接続ができないことになる。NetLINE Broadband Gatewayは2つのEthernet端子を持つ。一方をケーブルモデムに接続し、もう一方はハブに接続する。すると、ハブに接続した各パソコンがNetLINEを経由してインターネット接続ができるというものだ。NAT(ネットワークアドレス変換、IPマスカレードとも呼ばれる)の機能を内蔵しており、そうした機能を実現する。インターネット側は、DHCPクライアントになる機能を備えており、クライアントIDの設定も可能だ。PPPoEにも対応する。また、ファイアウォールの機能も備える。内部ネットワーク側は100BASE-Tにも対応しており、DHCPサーバの機能も提供している。インターネットゲームやビデオ会議を内部のネットワークからでも利用できる。基本的には接続するだけですぐに利用できるが、設定はWebブラウザで手軽に行える。
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