タイトルMac OS 10.0.1へのアップデータが公開、sshクライアント機能が利用できるようにカテゴリーMac OS X
作成日2001/4/16 16:35:26作成者新居雅行
Mac OS Xの最初のアップデートが行われた。Mac OS 10.0.1へのアップデータが、ソフトウエアアップデートを通じての配付が行われた。アップデートにより、アプリケーションの安定性が増し、Classic環境の互換性があがり、USBのサポートが強化される。また、日本のユーザ向けにはEpsonのプリンタドライバが追加されることになる。インストール方法については、MacWIREに記事が掲載されているので、そちらを御覧いただくことにしたい。
ssh(Secure SHell)のコマンドが利用できるようになった。terminalから、sshに続いてサーバ名をキータイプするだけで、sshによるリモートログインができる。あるいはsloginによるログインや、ssh-keygenによる公開鍵や秘密鍵の作成も可能だ。この機能はPublic Betaでは利用できたものの、Mac OS X 10.0にはなかっただけに、望む声も多かったものだ。
また、インストール後に最適化処理が行われるというメッセージも表示され、なんらかの最適化処理が行われていることがわかる。また、macjavaメーリングリストに投稿された内容では、Javaのアプリケーションの起動処理に改善が見られることが報告されている。
いずれにしても、Mac OS X 10.0の正式発売から3週間目に、10.0.1のアップデータがリリースされた。細かいバージョンアップだとはいえ、問題点を少しでも早く修正するように動いている点は高く評価できるだろう。

◇初めてのMac OS Xソフトウェアアップデート「10.0.1」を試す
 http://www.zdnet.co.jp/macwire/0104/14/r_softupdate.html

◇macjavaメーリングリストでの書き込み
 http://www.freeml.com/ml_view.php?ml=macjava&pg=200
関連リンクMac OS X