タイトルWebObjectsのEOF関連のマニュアルが2種類日本語版として公開カテゴリーアップルからの開発資料, WebObjects
作成日2001/7/30 15:59:17作成者新居雅行
WebObjectsの日本語マニュアルが、新たに2冊分公開された。1つは「Enterprise Objects Framework Tools and Techs」で、122ページのPDFだ。Enterprise Objects Frameworkは、データベースの内容をオブジェクト化して処理を可能にするWebObjectsの重要なコンポーネントだ。そのオブジェクト化のモデル定義を行うアプリケーションであるEOModeloerの使い方や、モデル定義のさまざまなテクニックが説明されている。公開されたもう1つのドキュメントは「Enterprise Objects Framework Developers Guide」で、こちらは280ページのPDF文書である。EOFの基本概念、ビジネスロジックの実装、アプリケーションロジックの実装といったより詳しい内容となっている。WebObjectsでのアプリケーション構築では、EOFの理解は欠かせない内容だけに、深い理解は開発能力の向上には大いに役に立つだろう。文書の分類上は、WebObjects 4.xとなっているし、EOModelerはWindowsで稼動した状態の画面ショットが掲載されている。だが、内容的には特に概念についてはMac OS Xでの開発やWebObjects 5でもそのまま有効だろう。ツールやデータベース接続についての若干の違いが4.xと5の間にあることを理解しておけば問題ないと思われる。
関連リンクWebObjects日本語版技術マニュアル