タイトル出版システムのコンポーネントとして開発されたXMLエディタを販売開始カテゴリーXML, 文書作成アプリケーション
作成日2001/8/2 16:57:47作成者新居雅行
Softmagic社は、XMLエディタの「SendStory」を出荷した。Mac OS Xで稼動し、価格は$99となっている。SendStoryは出版システムのProject-Mのコンポーネントの1つで、DTDの定義などを含めたXML文書作成を行い、サーバに転送するなどの作業ができる。iDiskへのアクセスのメニューを持つなど、Mac OS X特有の機能も組み込まれている。使い勝手の良いXMLエディタを目指しているが、単なるマークアップのエディタではなく、レイアウト結果を見ながらの入力ができるなど、コンテンツ制作を見越した設計がなされている。すでに、日本語のメニューだけでなく、日本語のヘルプの表示も可能なっている。また、XML自体は基本的にはUNICODEでの国際化機能が組み込まれているが、SendStoryで作った文書も既定ではUTF-8になっている。Project-Mはデータベースをバックエンドにおいて、記事の企画から執筆やレイアウトまでを印刷ドキュメントだけでなくオンラインドキュメントに対応してしまおうという大掛かりなシステムである。SendStoryは文字通り、そうした出版物の断片をサーバに登録するという意味合いもある模様だが、単独のXMLエディタあるいはDTDなどの定義ファイル作成ツールとしても使えるかもしれない。
関連リンクSendStory