タイトルMac OS Xで稼動するメッセージング&キューイングのライブラリが他OSにも対応カテゴリーライブラリ, ネットワーク
作成日2001/8/18 16:23:15作成者新居雅行
Jiiva Softwareは、メッセージング&キューイングのためのソフトウエア「RapidMQ Beta3」をリリースした。メッセージング&キューイングとは、ソフトウエア間で、ネットワークを経由するなどしてデータのやり取りや連係動作を行う場合に利用されるテクノロジーだ。Windows 2000にはMicrosoft独自のこうした機能が組み込まれている。ソフトウエア間通信をリアルタイムで行うのではなく、キューを経て行うために、たとえばアクセスが切断していれば、接続を待ってメッセージがおくられるなどの制御を行うことができるのが一般的である。RapidMQはBeta2まではMac OS X向けとして開発されていたが、Beta3でLinuxやSolarisにも対応したことから、異機種間でのメッセージングにも対応できるようになった。ドキュメントでは、C言語を利用したAPIの解説が記載されているので、Cocoa(Objective-C)やCarbonのアプリケーションでは組み込みがやりやすいだろう。
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