タイトルコントロール類のライブラリであるTools ProがMac OS X対応を前に、Classic版のソースを公開カテゴリーライブラリ
作成日2001/9/4 18:13:48作成者新居雅行
Water’s Edge Softwareは、数多くの種類のコントロールやウインドウ、ダイアログボックスを利用できるライブラリの「Tools Plus Pro libraries + framework」や「SuperCDEFs」を公開しているが、現在のバージョンのVer.5のソースを公開する。なお、Mac OS Xに対応したTools Plus 6を2001年9月末にリリースする予定となっている。Tools Pro 5やSuperCDEFsはClassic対応となっており、Pascalで記述されたコードである。コンパイルはTHINK Pascal 4.0.2あるいはCodeWarrior 10にパッチを当てたものを使うとなっているため、ソースコードの利用についてはあまり現実的ではないとは思われるが、コントロールをMac OSで実現する手法などは情報として得られるだろう。Tools Proは、Mac OSでサポートされていないさまざまな形式のコントロールを利用可能なライブラリで、C/C++からの利用が可能となっている。同社のライブラリは、Mac OSのコントロール類が基本的なものに限られていた時代では重宝されていたが、Appearance ManagerやControl Managerの改定によって、Mac OS標準のものとの差が縮まってしまっている。Mac OS Xに向けて、どういったコントロールを提供するのかは注目したいところだ。Tools Pro 5の価格は$199だが、Pro 6の発売までに間に購入した場合には、Pro 6へのフリーアップグレードが可能となっている。
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