タイトル鶴薗賢吾のCocoaはやっぱり!出張版》#4-Mac OS X 10.1の新機能(2)カテゴリーCocoa, 鶴薗賢吾のCocoaはやっぱり!出張版
作成日2001/10/4 16:2:32作成者新居雅行
■ Interface Builderの新機能

◎未接続の警告マーク

Interface Builderは、ドキュメントウィンドウ内にあるインスタンスで、アクションやアウトレットに未接続のものがあると警告マークが表示されるようになりました。ウィンドウの中に配置されているビューに未接続のものがある場合は、ウィンドウのインスタンスに警告マークが表示されます。この機能によって、接続忘れが減ることでしょう。

図. 未接続のアクションやアウトレットがあるときの警告マーク
 

◎クラスツリーのカラム表示

クラスタブには、従来のリスト表示に加えて、Finderと同様なカラム表示が追加されました。クラスの数が多いこともあり、リスト表示よりもスクロールの量が減るため、こちらの方が使いやすいのではないかと思います。


図. クラスツリーのカラム表示
 

◎クラスのサーチ機能

さらに、クラス表示画面の右上のSearchと書かれているところに文字列を入力すると、入力した文字列と前方一致するクラスへジャンプしてくれるようになりました。例えば、「 nso 」と入力すると「 NSObject 」が選択されるようになります。大文字/小文字の違いは無視されます。

図. クラスのサーチを行ったところ
 

◎インフォパネルでのクラス編集

クラスの編集は、インフォパネルで行うようになりました。今まではクラスツリーの中でクラスの中身を編集するということで、ややごちゃごちゃとした中での編集でした。別ウィンドウになりましたので、こちらの方がシンプルで使いやすいのではないかと思います。アクションやアウトレットを追加するには、「 + 」と書かれているボタンをクリックします。削除は、「 - 」ボタンで行います。

図. インフォパネルでのクラスの編集画面
 

◎ソース出力時のファイルマージ

Interface Builderには、作成したクラスのヘッダーとソースの雛形を出力する機能がありますが、クラスに変更が加わって、再度出力をするとき、今までは完全な上書きしか出来ませんでした。出力した雛形に対して手で編集を加えてしまっている場合は、上書きされると困るため面倒なことになっていました。新しいInterface Builderでは、出力時に以下のアラートが表示されて、上書きだけでなく、ファイルマージが選べるようになりました。

図. ファイル出力時の確認アラート
 

Mergeボタンをクリックすると、FileMergeアプリケーションが起動します。古いファイルとの相違点を表示してくれて、違っている箇所毎に、どちらのソースを新しいソースへ引用するかを指定できるようになっています。
[鶴薗賢吾]
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