タイトルREALbasic 4が正式にリリース、リストやテキストのコントロールの一新などを行うカテゴリー開発ツール, REALbasic
作成日2002/1/8 17:1:0作成者新居雅行
Real Softwareは、開発ツールのREALbasicの新バージョンVer.4を正式にリリースした。アルファ版、ベータ版が公開されていたが、2002年1月は正式発売として予告されていた。リストボックスやテキストエディットといったコントロールが一新されたり、RbScriptのPowerPCでのコンパイルができるようになるなどの変更点があるが、大きな修正や機能追加は見られない。細かな修正ポイントは以下のページからのリンクしたページ「What’s new in REALbasic 4?」で紹介されている。なお、バージョンは4.0.1となっている。
REALbasicは、ウインドウにコントロールを配置して画面設計を行い、処理プログラムをBasic言語で記述するタイプの開発ツールだ。Carbon対応しており、Mac OS Xネイティブなアプリケーションや、あるいはWindowsアプリケーションの生成が行える。また、データベースアクセスも可能なので、業務アプリケーションを構築することにも利用されている。Standard Editionが$149.95、Professional Editionが$349.95となっているが、Ver.3.5からのアップデートも受け付ける。Mac OS Xのリリース前あたりから、バージョンアップを頻繁にしかも一定期間ごとに行う体勢となっており、OSの変化に素早く追随できるようにしてきた。日本語版のREALbasicについては、執筆時点ではアナウンスはない。
関連リンクREALbasic 4