ストリーミングラジオのお話の続きです。パソコンにマジなスピーカを接続している人は最近は増えたかも知れませんが、まだごく一部じゃないかと思います。音質うんぬんを言い出すとこれはきりがないことではありますが、やはりストリーミング方式によって音質は悪くなります。Ineternet Explorerのラジオステーションは、概して、昔のラジオっぽいサウンドだと思います。一方、QuickTimeのサウンドはフェイザー（サウンドのエフェクタの一種）がかかったようなというか、シュワーという感じがかかったような音がするような気がします。QT4はちょうどグライコがあるのでそれを見ていると、ややハイ上がりぎみかというところです。もちろん、データの作り方など要因は他にいろいろあるかと思います。他のシステムだとLiquid Musicのストリームはけっこういい音がしていました。せこいスピーカーだとCDと変わらないくらいに思えました。通信容量が好きなだけ使えるのなら、いくらでも音質は高められるかとは思いますが、現状でもそれほど気にならないという気もします。もちろん、サーバのパフォーマンスも動作には影響するでしょう。どっちかというと先にビデオが先攻していたストリーミングですが、ラジオ系も遅れて出て来たものの意外に早く実用化したと言えなくはないでしょうか。
（新居雅行 msyk@mdonline.jp）
UserLand社は、ブラウザベースでWebサイトを管理する「Manila」をリリースした。これまでに発売されていたFrontier 6.1を含む、同製品の発展形としてManilaという製品にした模様だ。価格は$899。Webサイトの構築や維持管理では、ライターやデザイナなどたくさんの人がかかわることもある。こうしたチームでのサイト構築をサポートするというのがManilaの特徴となっている。エディタなどが利用でき、ftpでアップロードするようなことはしなくてもいい。HTMLでは、CSSはもちろん、テンプレートやナビゲーションの機能も利用できる。ライターについては、管理者、寄稿者など階層を分けて管理することができる。
関連リンク：About Manila
カテゴリ：その他のインターネット, 各種プロダクツ
OpenGL上でQuickDraw 3Dの機能を実現するQuesa 0.0.9がリリースされた。LGPLに基づくオープンソースとして配付されている。QuickDraw 3DのAPIの85%はカバーしている。3Dグラフィックス処理エンジンのQuickDraw 3Dは、現在のMac OSでも利用できるが、Carbonには登載されないことになっている。Quesaを使えば、Mac OS Xなど将来のシステムでも、QuickDraw 3Dベースのアプリケーションソフトなどを稼動させることができる予定だ。現在は、Mac OS、Linux、Windowsで動作するが、Mac OS XやBeへの移植も進められている。
関連リンク：Quesa
カテゴリ：ライブラリ, グラフィックス
Stepwise Serverでは、「Fetch limits in WebObjects applications」として、WebObjectsのアプリケーションでたくさんのレコードをデータベースから取得する場合に取り出すレコード数の上限を設定する方法が紹介されている。上限を設定するプログラムに加えて、上限を超えた場合にそのことをユーザに示すための表示を追加する方法も説明されている。サンプルコードは、ObjectiveCとJavaの両方で示されている。データ数の多いデータベースを扱う時には必須のテクニックと言えるだろう。
関連リンク：Fetch limits in WebObjects applications
カテゴリ：サードパーティの開発資料, WebObjects
Tech Info Library-Jに「30878JC：DVD ディスク : マウントできない、音が出ない」という文書が追加された。DVDディスクがうまく再生できない時などのトラブルシューティングが記載されている。盤がよごれていないかなどの基本的なことや、サウンド入力設定の確認に加えて、Apple DVD Player 1.1を利用するとうことも記載されているが、このバージョンは日本語システムでは使えない。また、ドライブのリージョンコードの書き換えが起こる可能性があることも記載されており、書き変わったときには元に戻すことができない。
関連リンク：30878JC：DVD ディスク : マウントできない、音が出ない
カテゴリ：トラブルシューティング, Tech Info Library-J, 周辺機器
Tech Info Library-Jに「60562JN：iMovie : クリップをキャプチャするときにファイルが 1.9 GB で分割される」という文書が追加された。英語版ではすでに公開されているもので、ファイルサイズの上限が2GBであるために、iMovieは長時間の録画では自動的にファイル分割されるようになっていることが説明されている。
関連リンク：60562JN：iMovie : クリップをキャプチャするときにファイルが 1.9 GB で分割される
カテゴリ：
Tech Info Library-Jに「31002JN：Power Macintosh G3 (Blue and White) : 利用可能なアップデータをインストールする場合」という文書が追加された。Power Macintosh G3（Blue and White）とMacintosh Server G3（Blue and White）に対してリリースされたアップデータが一覧されている。ただ、この文書には明記されていないが、Mac OS 9にした場合にはすべてのアップデータが適用されているのと同等だと思われる。Mac OS 8.Xで利用する場合には、可能な限りアップデートをしておく方がよいだろう。また、Mac OS X Serverでは不要なアップデータについても記載がある。
関連リンク：31002JN：Power Macintosh G3 (Blue and White) : 利用可能なアップデータをインストールする場合
カテゴリ：Tech Info Library-J, Power Mac
Tech Info Library-Jに「6382JN：モニタケーブル : ピン配置情報」という文書が追加された。各種モニタと本体を接続するケーブルのピン接続と各ピンの信号の詳細が表で示されている。ただし、元の文書自体が1990年に作成されたもので、すでに販売されていないディスプレイがほとんどだ。また、内容的にはマルチスキャンディスプレイが一般的になる以前の製品に関するものが中心になっている。文中、APDAやGuide To The Macintosh Family Hardwareというなつかしい単語も見える。現在よりも歴史的に意味のある文書かも知れない。
関連リンク：6382JN：モニタケーブル : ピン配置情報
カテゴリ：Tech Info Library-J, 周辺機器
Tech Info Library-Jに「22186JC：5500/6500 L2 Cache Disable 機能拡張の内容」という文書が追加された。Power Macintosh 5500/6500の初期に出荷されたごく一部の機種で、L2キャッシュをオフにしないとソフトウエアのインストールがうまくできないというトラブルが発生した。補修サービスが始まるまでの暫定措置として、キャッシュを無効にする機能拡張ソフトが配付されていた。現在はこのソフトを使う必要はないため、配付もしてない。文書中に、トラブルが発生する機種のシリアル番号も記載されている。
関連リンク：22186JC：5500/6500 L2 Cache Disable 機能拡張の内容
カテゴリ：Tech Info Library-J, Power Mac
Appleより公開されているTech Info Libraryで、1999年12月1日付けで以下の文書が更新されている。以下のリストの左端が文書番号なので、記事の最後にあるリンク先にジャンプし、その番号を手がかりに検索をすると良いだろう。
18237：DHCP: What Is It?
43080：Tech Info Library Archive: Contents
70132：WebObjects 4: Troubleshooting Broken Images
25000：Apple DVD Player: "Disc may be dirty or scratched" Error Message
60465：Mac OS 9: PowerPrint USB Compatibility
58444：Tech Info Library: Advanced Search Techniques
60005：Apple Product Software Isolation Troubleshooting
5988：Apple Software Licensing Group: How to Contact
58416：iBook: Location and Function of Reset Button
関連リンク：Tech Info Library
カテゴリ：Knowledge Base（旧TIL）