Macintosh Developer Online (MDOnline)


2000年4月4日発行号 - REALbasicのベータがリリースアップ



今日も比較的ニュースが少ない日になってしまいました。TILの文書についても大量にアップデートされていますが、ざっと見たところでは新規文書はありませんでした。更新情報が出ないとちょっと勘が狂います。
前の日曜日は、久しぶりに休みにして、ドライブに日光まで行きました。噂には聞いていましたが、日光への観光客が激減しているのはまさにその通りで、日曜にも関わらず、道ばたに駐車できるほどでしたね。それでお決まりのコースで華厳の滝に行ったのですが、凍り付いた雪と流れ落ちる水が絶妙な雰囲気でなかなかすばらしい景色でした。サンヨーのデジカメを持っていたりして「これはムービに撮っておこう」と思ったのですが、あれほど高い滝となると、アングルの関係で何も考えずに、縦長方向でムービを撮影してしまいます。しかし、撮影後、ふと気が付くと、写真と違って画像を90度回転させるというのがそう簡単に行かないことに気付きました。ちゃんとした編集ソフトも持っていないし…。かくして、首を傾けてムービを見るという始末です。普通ビデオカメラを90度傾けて撮影することはめったにないでしょうけど、デジカメだと何の気なしにやってしまうのですよね。
さて、ビー・エヌ・エヌ様より御提供いただいた書籍「効率アップ!AppleScriptで実現するDTP自動化のすすめQuarkXpress編」の当選者は以下の方々です。ビー・エヌ・エヌ様より、直接送付していただきますので、よろしくお願いします。
 当選者(敬称略):沖本聡、神谷和孝
(新居雅行 msyk@mdonline.jp


REALbasic 2.1がベータ3に、日本語版もベータリリースが進む

RELA Software社は、Mac OSで稼動するプログラム開発ツールの「REALbasic 2.1」のベータプログラムを開始したばかりだが、さっそく3つ目のリリースBeta3の配付を始めた。変更点は、サイズが0のメモリブロックに対する範囲のチェックをなくしたことで、高速化は期待できるかもしれないが、プログラムによってはクラッシュを引き起こす。ほかには、Format関数で余分なカンマを表示しないようにしたこと、生成するWindows版のアプリケーションでのウインドウやダイアログボックスでの動作を向上させたことが挙げられている。
なお、日本語版についても、ほぼ同様のペースでベータ版のリリースを行っているが、こちらについては詳細を公表しないようにとの要請が出ている。しかしながら、日本語版のVer.2.1も英語版とはそれほど遅れることなくリリースされそうでもある。

関連リンク:REALbasic 2.1 Beta
カテゴリ:REALbasic


Director 8の日本語版は4月末に発売

マクロメディアは、オーサリングツールのDirector 8 Shockwave Studioの日本語版を、4月28日より販売開始する。価格は168,000円、エデュケーションパックは84,000円で、Mac OSとWindowsで利用できる。新しいバージョンでは、設定をインスペクタウインドウにまとめるなど、ユーザインタフェースを見直している。また、FireWorksで作成したグラフィックスを取り込む機能の英語版も含まれている。1000ユーザラインセンスのShockwave MultiUser Serverも含まれ、クライアント/サーバ型式のコンテンツ制作にも対応している。画像処理やサウンド処理についても向上している。

関連リンク:マクロメディア株式会社、Macromedia Director 8 Shockwave Studio日本語版を標準価格168,000円で 4月28日より販売開始
カテゴリ:オーサリング系


ネットワーク管理のAGNetToolsに、DNS情報の検索機能が追加

AG Groipは、ネットワーク管理ツールの「AGNetTools」のバージョンアップ版Ver.2.5をリリースした。AGNetToolsは、WindowsとMac OSで利用でき、IPの設定やネットワーク統計、Ping、TraceRoute、nslookupなどの各種のネットワーク管理機能を利用できるようにするもの。ポートやサービスのスキャン、Finger、Whoisも含まれる。新しいバージョンでは、DNSサーバの情報を取得する機能が加わった。シングルユーザ版が$50、5ユーザが$200、10ユーザが$400となっている。

関連リンク:AG Group Releases AGNetTools 2.5!
カテゴリ:ユーティリティ