Macintosh Developer Online (MDOnline)


2000年10月21日発行号 - Mac OS X PB日本語版発売に長蛇の列



朝から新宿のタカシマヤに行きました。8時半頃にホテルを出てだったので、並んでいるのは10人くらいかなと思っていたら甘かったです。でも、もっと甘かった。あんなに人が並ぶとは思いませんでした。最初に場所をキープしておけば、昼までには買えたかも知れませんけど、開店後の時間に列に並んでいたら今日のニュースは出せないでしょうから、10時半ごろにあきらめて家に向かいました。私の手元では今日のところは日本語版を入手できませんでした。あのままじゃあ列の最後の方の人は今日中に買えないぞという雰囲気でしたけど、iMac入力から紙の用紙に記入となってさっさとさばけたようでよかったですね。
東京出張(笑)中の初日にゲットした品物をプレゼントとして御提供します。Palmのデベロッパの方はもう手に入れてられるかもしれませんね。以下の要領で御応募ください。今度は曜日は間違っていないと思います…。

=====================プレゼント
Palmのキーホルダー(1つ)1辺が3.5cmの立方体のもの
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申し込み方法:<msyk@locus.co.jp>宛にメールをする
メールの内容:
 タイトルは 【Palmのキーホルダー希望】 としてください
 本文には、名前、住所、郵便番号、当選時の公表名、を記載
 メールは、MDOnlineに登録のメールアドレスから送付してください
締め切り:2000年10月27日(金)到着分より抽選
=====================プレゼント
Palmのポロシャツ(1着)濃紺、Lサイズ、半袖、胸にロゴ
―――――――――――――――――――――
申し込み方法:<msyk@locus.co.jp>宛にメールをする
メールの内容:
 タイトルは 【Palmのポロシャツ】 としてください
 本文には、名前、住所、郵便番号、当選時の公表名、を記載
 メールは、MDOnlineに登録のメールアドレスから送付してください
締め切り:2000年10月27日(金)到着分より抽選
(新居雅行 msyk@mdonline.jp


Mac OS X Public Betaの店頭発売に長蛇の列、次世代OSに強い関心

2000年10月21日、待望のMac OS X Public Betaの日本語版がついに発売開始された。数日前に新宿タカシマヤでの販売がこの日と次の22日に予定されていることがアナウンスされたが、どの程度の列ができるかということでの利用者の関心を計ることができると言えるだろう。販売開始は10時からだが、数人の徹夜組に加え、8時半の時点では、すでに60〜70人程度の列が伸びていた。

◇正面入り口から店鋪に沿って整然と並ぶ人たち
 

1人1セットの購入のみということや、パブリックベータである旨を書いたプラカードを持った人や、警備員がじわじわと伸びる列を整理している。そして、開店時間に向けて列は順調に増えていく。2列に整列を行い、チェーンで仕切りを行うも、発売開始ごろには、店鋪の端まで伸びた列が戻ってきて、最前列のとなりに最後尾がやってきた。この時点で、おそらく、1000人程度は並んでいたと思われる。その後、さばくのが手間取っていることもあって、列はどんどんと増えていった。

◇開店直後も列の長さは伸び続けた
 

10時の販売開始時には、原田社長自らがショップの最前列に立ち、列に並んだ最初の10人の人にMac OS XのTシャツを手渡して、プレゼントしていた。1階の正面玄関を入ったすぐのところに特設のショップが設けられ、15台ほどのiMacが並び、それに入力をしての購入となった。いきなり電源が落ちるなどのトラブルはあったものの、いくぶん流れ出したが、おそらく最初の30分で何十人というレベルでしかさばくことができなかったもようだ。その後、記入用紙を使った販売方法に切り替えられた。

◇ショップの最前列に立つ原田社長
 

◇設置されたiMacに購入申込をする
 

実は筆者も取材の後に列に並んで買うつもりだったが、軽く1000人を超えそうな列に並んでいると、今日の原稿が書けないので、あっさり新宿を後にした。

9月の英語版の発売では、米国では直接販売されることがなかった。米国ユーザは口惜しい思いをしたことだろう。しかしながら、日本語版は、日本で直接購入できる措置を取った点は大いに評価したい。もちろん、東京だけという地方の人にとってのデメリットはあったものの、とにかくその気になれば発売日に手に入ったのだ。10月という約束が守られたと同時に、ユーザにとっての大きなプレゼントとなったと言えるだろう。もっとも、10時ごろに列に加わった人がどれくらいの時間に購入できたかは執筆時点では定かではないが、思った以上に待たされた人も多かったのではないだろうか。また、列を見てあっさりあきらめた人がいることいただろう。

また、これほどの列ができるという点に、Mac OS Xへの大きな期待が見える点は疑いのないことだ。期待というより、次が示されたのだから、Xに行くしかないという意欲かもしれない。Mac OS Xについては覚めた見方をされることが比較的多かったような気がする。それは、むしろ過剰に騒がなかっただけだということも言える。「購入できる」ということで、これだけたくさんの人がやってきて列を作るのである。パブリックベータということで、まだ開発は続くわけであるが、意欲的なユーザにささえられて、順調に成長することは間違いないと言う確信も得られたと言えるだろう。

さて、筆者はAppleStoreでMac OS X Public Betaを申し込んだ。製品紹介のページが英語が残っているのでちょっと心配だが、\3,500と出るので日本語版と信じて注文をした。21日13:30時点で、3日後の郵送となっていた。

カテゴリ:Mac OS X, イベント


Gigabit EthernetカードがMac OS X Public Betaへの対応を表明

Gigabit Ethernetカードを販売するTeam ASA社は、同社のStallionシリーズを、Mac OS X Public Betaで稼動させることをアナウンスした。つまり、Mac OS X Public Beta向けのドライバを制作することを約束したことになる。光ファイバをケーブルに使う「Stallion-GE-II 1000 BaseSX, Fiber」と、ツイストペア線を使う「Stallion-GT 1000 BaseT, UTP Cat. 5」があり、いずれもPCIカードとなっている。価格はそれぞれ、$895、$995となっている。Stallionカードは、Mac OS 7以降のMac OSや、Windows NT、さらにはMac OS X Server向けにもドライバを開発している。現在ダウンロードできるドライバにはMac OS X Server向けのものがあるが、Mac OS X向けのものはダウンロード可能な状態にはなっていないようだ。Mac OS Xの1つの問題点として、ドライバを新たに作成しないといけないため、周辺機器の対応が後手に回るという点が指摘されている。まだ、サードパーティからはほとんどMac OS X向けドライバがリリースされていないことを考えれば注目できる動きと言えるだろう。

関連リンク:Team ASA
カテゴリ:周辺機器, ネットワーク


Mac OS 9で作成した自動マウントイメージファイルをMac OS Xでマウントする方法

ボリュームの内容を1つのファイルに収めたディスクイメージファイルのMac OS X Public Betaでの取扱いについての説明がTech Info Libraryに公開されている。ディスクイメージファイルには、ファイル名の末尾に.imgが付くタイプと.smiが付くタイプがある。.imgファイルは、Mac OS Xに付属のDisk Copyアプリケーション(/Application/Utilitiesにある)を使ってマウントできるが、通常はファイルをダブルクリックすると自動的にDisk Copyが起動してマウントされる。一方、.smiはセルフマウントイメージの略で、それ自体がアプリケーションになっており新たにボリュームをマウントするものだ。Mac OS 9で作成したsmiファイルをMac OS X Public Betaでダブルクリックすると、Classic環境が起動してそちらでマウントしようとする。Mac OS XのDisk Copyを使うために、まずDisk Copyを起動し、そのウインドウに.smiファイルをドラッグ&ドロップして、ボリュームのマウントを行えばよい。

関連リンク:Mac OS X Public Beta: Using Disk Copy Images
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X


Mac OS Xをマルチモニタで使うとClassic環境のメニュー表示に不具合

Mac OS X Public Betaでマルチモニタを利用しているとき、Classic環境での動作に不具合があることがTech Info Libraryに掲載されている。マルチモニタを使用している場合には、Classicのメニューバーの位置がおかしくなるなどメニュー表示に問題が生じる。将来的にはこの問題は修正する方向で進めているとのことだ。

関連リンク:Mac OS X Public Beta: Classic Does Not Behave As Expected With Multiple Monitors
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X


Mac OS X Public BetaではDHCPクライアントIDの設定はできない

Tech Info Libraryに公開された文書によると、Mac OS X Public Betaのネットワーク設定ではDHCPのクライアントIDの設定項目はない。System PreferencesではクライアントIDは設定できない。DHCPはIPアドレスなどのTCP/IP通信に必要な設定情報をサーバから得ることによって、ネットワーク設定を自動的に行う手法だが、認証に相当するものはなくサーバに接続できれば設定情報を取得できてしまう。クライアントIDを用いることで、一種の認証を行うことになり、クライアントを特定できる。ケーブルテレビなどですでにクライアントIDの利用は始まっている。

関連リンク:Mac OS X Public Beta: No DHCP Client ID Field
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), ネットワーク


Apple Pro KeyboardでMacsBugを呼び出すキー操作はClassic環境では無効

Apple Pro Keyboardを使っているMac OS 9では、MacsBugを呼び出すキーは、Command+Ejectとなっている。しかしながら、Mac OS XのClassic環境ではこのキーの組み合わせでMacsBugを呼び出すことはできない。この問題については将来的には解決される予定だ。

関連リンク:Mac OS X Public Beta: MacsBug and Apple Pro Keyboard
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X


ClassicからはUFSやMS-DOSフォーマットのボリュームは利用できない

Mac OS X Public BetaのClassic環境で利用できるディスクについての情報がTech Info Libraryに掲載された。HFS+が認識できるのはもちろんだが、MS-DOSフォーマットのディスクについては認識する機能はあるもののMac OS X自体が認識できないために利用できない。また、UFSのボリュームはMac OS Xでは認識できるもののMac OS 9に認識できる機能がないため、Classic環境のアプリケーションからはボリューム自体が見えない。また、DVD-ROMについての一般的な説明があり、Mac OS X Public Betaでは読み込みしかサポートしていないことが説明されている。

関連リンク:Mac OS X Public Beta: File Systems Accessible in the Classic Environment
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X


UDFボリュームにあるアプリケーションが起動できない場合の対処。

Tech Info Libraryで、Mac OS X Public BetaではUDFのボリューム中にあるアプリケーションを起動できない場合があることが紹介されている。文面を読む限りは、UDFフォーマットのDVD-RAMやDVD-ROMの場合のことと思われるが、これらはHFS+ボリュームにコピーして実行するようにとしている。なお、UDFフォーマットだからアプリケーションが動かないというわけでなないはずだが、この問題が生じる詳しい状況については詳しくは記載されていない。

関連リンク:Mac OS X Public Beta: Applications Don’t Open From UDF Volumes
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X


Mac OS Xの起動ディスク切り替えで複数のMac OS 9システムが見える

Tech Info Libraryに公開された文書によると、Mac OS X Public Betaにおいて、Mac OS 9のシステムフォルダを複数認識してしまう。System PreferencesのStartup Diskで、起動するシステムの切り替えができるが、本来は1つのボリュームに1つのシステムフォルダしか許可されていないMac OS 9も、複数のシステムフォルダが参照できる場合がある。通常、「blessed」と表現される1つのシステムフォルダだけがアクティブになっている。System Preferencesでは、blessedされているものもされていないものもどちらもシステムフォルダと認識するが、Startup Diskのパネルには、システムフォルダのパスが記述されるので、区別することは可能である。混乱を避けるために複数のシステムフォルダを1つのボリュームに入れるのは避けるべきだとしている。

関連リンク:Mac OS X Public Beta: Choosing Between Multiple Mac OS 9 System Folders
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X, Mac OS 9


Mac OS X上でも異なるバージョンのInternet Explorerも同時起動はできない

Mac OS X Public Betaでは、異なるバージョンのInternet Explorerを同時に起動できないことが、Tech Info Libraryで紹介されている。つまり、Mac OS X Public Betaに付属するInternet Explorerを起動している時、Classic環境にあるInternet Explorerを起動しようとしても、すぐに終了してしまうのである。

関連リンク:Mac OS X Public Beta: Cannot Have Two Open Versions of Microsoft Internet Explorer
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), ブラウザ


256色やVGAモード画面にした場合、グラフィックスの表示がおかしくなる

Tech Info Libraryに公開された文書によると、Mac OS X Public Betaでは256色モードあるいは、640×480ドットのモードにするとグラフィックス表示に問題が出る場合がある。Classicアプリケーションで自動的にそうした状態にする場合などがあるが、表示が正しく行われないので注意が必要だ。

関連リンク:Mac OS X Public Beta: 256 Color Mode and/or 640 x 480 Resolution Not Recommended
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X


Mac OS XではClassic環境で動くAOL専用ソフトはモデム接続できない

AOLのアプリケーションをClassic環境で起動しても、モデム接続は行われないことがTech Info Libraryに掲載された。AOLのソフトウエアは、モデムやシリアルポートを直接利用する形態となっており、そうした動作のClassicアプリケーションは正しく稼動しないようになっている。AOLを使うには、他の接続手段でアクセスしてTCP/IP経由で利用するか、Mac OS 9で起動する。この問題については、AppleとAOLで解決する方向で動いている。

関連リンク:Mac OS X Public Beta: Cannot Connect to AOL in Classic Environment
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), アプリケーション