例のスピーカーシステムSoundSticksって完全にMac専用になっているだけでなく、Mac OSに必要な機能拡張などが組み込まれているようで、特にインストールなんぞをしなくても使えます。さらに、「サウンド」コントロールパネルでは、iSubを含むSoundSticksの画像がしっかり出るなど、なかなかやります。さすがに、起動音は本体から出てきますね。せっかく、AirMacをつけましたけど、なんか、スピーカーをつけておきたいためにかえって移動しなくなったような気もします（笑）。今まで使っていたDiatoneのスピーカーは、しまい込んでしまいました。もうかれこれ5年も前のものだったりします。
ま、しかし、デザインにしてもサウンドそのものにしても、非常に満足度が高いです。もう、Windowsで音を鳴らす気にはなれないという感じです。これをMacintosh専用にキープしているあたりは、アピールできるポイントだと思います。だけど、スピーカにしては2万円は破格の価格ではあるのですけど、ここまでいい音が出るのなら、2万円でも買っていたかもしれません。実は、いくらか疑いがあって、どうせコンピュータ用のスピーカーなんだし、カッコだけで音はたいして変わらないのじゃないかと思っていました。だけど、そんなことはないですね。サウンドを重視する方は必須のアイテムだと思います。
（新居雅行 msyk@mdonline.jp）
米国のFatbrain.comに注文していた書籍が届いた。そのうちの1冊「Inside WebObjects: WebObject Overview」をパラパラと見ていると…おや？Aquaだ！つまり、画面ショットがMac OS Xで作成されているのである。実際に作られたJava Clientの画面などに加えて、実際の開発環境についても画面ショットが見ることができる。この書籍は、Java2対応のWebObjectsについて書かれているため、Ver.5と判断して良いだろう。まだ未発表のWebObjects 5の開発ツールの画面を、この書籍からは垣間見ることできるのだ。
Project Builderは、現在Public Beta向けに開発されて配付されているような、1つのウインドウを分割する形式のものが掲載されている。というか、Public BetaのDeveloper ToolsにあるProject Builderとまったく同じ形式だ。だから、WebObjects 4.5のようなタイプのProject Builderでもなく、Developer ToolsのProject Builder WOとも異なる形式のようである。左側にプロジェクトに登録されたファイルなどの一覧があるが、分類は、Classes、Components、Resourcesなどと、Ver.4.5と同じようなものになっている。そのウインドウにビルドや実行ボタンがあるので、Ver.4.5のように別のパネルを出す形式ではない。また、ユーザインタフェースを設計するWebObject Builderは、Ver.4.5までと同じような形式で、上半分がページ設計、下半分がオブジェクトのブラウザとなっており、中間部分にタグ形式でコンポーネントの階層が出ており、ウインドウ上部にはアイコンが並ぶ。また、別ウインドウでインスペックタがあるなど、こちらはProject Builderと違って大きな変化はない。Java Clientのユーザインタフェース設計は、現在のPublic Beta対応のDeveloper ToolsにあるInterface Builderそのものである。いずれにしても、WebObjects 5の開発ツールの画面はおそらくこの書籍に掲載されたものからそれほどは違わないと考えられる。
「Inside WebObjects: WebObject Overview」は100ページに満たないページ数で、WebObjectsを概観している。WebObjectsの基本的な概念やEOF（Enterprise Object Framework）を説明し、作成できる4つの代表的なアプリケーション（HTMLベースのApplictaion、Direct to Web、Java Client、Direct to Java）について、それぞれ概要を説明している。WebObjectsの全体像を知るためにはかっこうの書籍だと言えるだろう。
また、Inside WebObjectsシリーズとして、次のような書籍の出版が計画されている。作成できるアプリケーションごとの詳細がドキュメントとして参照できるようになるわけで、待望の書籍と言えるだろう。
関連リンク：ADC Developer Library
カテゴリ：雑誌、書籍, WebObjects, Inside Mac OS X
Mac OSでのJava実行環境であるMJR（Mac OS Runtime for Java）のVer.2.2.4の日本語版がすでにリリースされている。ソフトウエア・アップデートを使ってダウンロードができるようになっているが、その他のライブラリではMRJ 2.2.4の日本語版は見当たらない。英語版は、2001年1月19日ごろにリリースされている。MRJ 2.2.3には、ダウンロードしたアプレットが証明されていなくても、ハードディスクの内容を処理できてしまうというセキュリティホールがあった。2.2.4ではその問題が解決されているとしている。MRJ 2.3.3のセキュリティホールについては、MDOnlneでは、2000年12月19日に「Macintosh Runtime for Java(MRJ)2.3.3にセキュリティホール」と題した記事で既報である（MDOnlineの読者向けサイトでは、セキュリティ→ブラウザのカテゴリで御覧いただける）。
カテゴリ：ブラウザ, Java
QuickTime 5 Public Previewが、2001年2月15日に期限切れとなる情報が、Tech Info Library-Jに掲載された。また、登録を行ったユーザには同様な情報がメールで送付された。Public Preview日本語版の次バージョンの予定はないようで、QuickTime 4.1.2のインストールをするように文書には掲載されている。QuickTime 5はインストーラを用いてアンインストールを�圓辰討�ら、古いバージョンのQuickTimeをインストールするように案内されている。また、英語版のQuickTime 5 Public Preview 3についての案内も掲載されている。
◇100457JO ：QuickTime 5 Public Preview: 試用期限が終了した場合の Macintosh 版での対応方法
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=100457
◇100458JO ：QuickTime 5 Public Preview: 試用期限が終了した場合の Windows 版での対応方法
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/artnum?id=100458
カテゴリ：Tech Info Library-J, QuickTime
2001年1月に発表されたPower Mac G4に搭載のCD-RWドライブについての情報がTech Info Libraryに掲載された。このドライブは、1倍〜4倍速のCD-RWディスクのドライブに対応している。それ以上のハイスピードのCD-RWディスクについては、読み込みは対応しているが、書き込みには対応していない。書き込みを行おうとすると、エラーが出るので注意が必要だ。ハイスピード対応のディスクかを見分ける手がかりとして、ロゴも掲載されている（ただし、その部分では「書き込み可能」と書かれているが、文脈から判断してその部分の記載に間違いがあると思われる）。
関連リンク：Apple CD-RW Drive: Cannot Write to High Speed CD-RW Discs
カテゴリ：Knowledge Base（旧TIL）, 周辺機器, Power Mac
BarrySoftware.comは、REALbasicからWindows上で稼働しているデータベースにアクセスするためのプラグインとミドルウエア「DBGateway」をリリースしている。Windows NTで稼働するサービスプログラムがミドルウエアとなっており、REALbasicのプラグインとTCP/IPで通信をして、Mac OSで稼働するREALbasicのアプリケーションからのデータベースアクセスを可能にする。Windows側で稼働するプログラムに対して、ADOあるいはODBC経由でのデータベースアクセスが可能になる。具体的には、Microsoft SQL Serverへのアクセスを、REALbasicで作ったアプリケーションから可能になる。（以下のページではWindows NTとのみ記載されていて、2000については記載が見られない。）基本的にはADOのプロバイダのあるデータベースや、ODBCドライバのあるデータベースは利用できると思われる。価格は$100で、デモ版も用意されている。
関連リンク：DBGateway
カテゴリ：データベース, 開発ツール
Tech Info Libraryに、Mac OS X Server 1.xで、モニタのジオメトリ（形状〜表示部分のゆがみなどの調整と思われる）の変更方法が掲載された。ソフトウエアを利用してジオメトリを設定するタイプのモニタの場合、Mac OS X Serverからはその設定ができない。そこで、Mac OS 9などのCD-ROMで起動して、コントロールパネルの「モニタ」を利用して行えばよい。
関連リンク：Mac OS X Server 1.x: Adjusting Monitor Geometry
カテゴリ：Knowledge Base（旧TIL）, 周辺機器, Mac OS X Server
ファイルメーカーProで電子メールのやりとりを行うプラグイン「.mail.it for Mac 1.1」がリリースされた。Ver.1.1のアップデート内容は、メモリ管理の効率化や、動作スピードの改良といった基本的な性能アップとなっている。.mail.it for Macは、ファイルメーカーProからメールの送信や受信ができる。メールを受信すると新しいレコードを作成して、そこにメッセージをため込むといったことが可能だ。各種ヘッダの指定やHTMLメールの作成、複数のアカウントの利用、オートリプライなどが可能となっている。価格は$59となっている。
関連リンク：.mail.it for Mac
カテゴリ：データベース
Macintosh Managerの設定やドキュメントなどを別のマシンに移動する方法がTech Info Libraryに掲載されている。Mac OS X Serverと、AppleShare IPでそれぞれ手順が異なるため、それぞれの場合の方法が説明されている。
関連リンク：Macintosh Manager: How to Move Macintosh Manager Between Servers
カテゴリ：Knowledge Base（旧TIL）, サーバー製品