Macintosh Developer Online (MDOnline)


2001年8月25日発行号 - PowerBook G4値下げ



PowerBook G4が値下がりとなりましたが、日本は週明けの値下げが濃厚ですね。記事を御覧になってください。しかし、ここで値下げをわざわざプレスリリースで出したってことは、PowerBook G4の次回の改定は、1月のExpoじゃないかと思います。そのときに、Comboドライブ搭載、クロックアップってところじゃないでしょうか。ちょうど発表してちょうど1年ってのはいいタイミングだと思います。いずれにしても、製品の改定タイミングはやや長めになってきているだけに「どうせすぐに新しくってもっと安くて性能の高いマシンが出るだろう」というイメージは、そろそろMacintoshに関しては払拭されるようになっているかもしれません。いや、むしろそうなるようにすべきだと思いますね。
ところで、以前にも言いましたけど、JCOMでブロードバンドルータをつなげて複数台での利用をしています。何度も言い訳しますが(笑)、当初はそれはかまわないということで加入したわけですけど、いつのまにか規約上ダメになってしまっていました。で、以前、とうとう手作業と思われる手段でダウンさせられましたが、数日前、やっと(笑)機械的に接続ができなくなったみたいですね。お決まりのプラネットのbRoad Runnerなんぞを使っているのですが、これを使ってもDHCPによるIPが配給されません。DHCPサーバからの反応がないのです。で、PowerBookをつないでやってみるとちゃんと使えます。おそらくDHCPサーバを改造して、MACアドレスを参照し、代表的なルータボックスを排除しているのだと思います。ま、そんなわけだったら、パソコンを媒介にしてNATをすればいいわけで、とりあえず、手許のPowerBookでやってみました。いろいろ調べてあれこれやったのですが、要は、man natdで書かれている通りでおおむね問題なしです。もちろん、カーネルの再コンパイルは不要ですよ。Ethernetをケーブルモデムにつなぎ、AirMacの先にある無線&有線LANをプライベートにして、いちおう複数台からのネットワークは可能になっています。これも近々記事にしておきます。いずれにしても、うまくは行っているのですが、natdを起動しているマシンではClassicアプリケーションがインターネット利用できなくなります。divertが対応していなのかな? GoLiveを使う時には、ファイアウォールの設定をクリアしたりしています。だから、サーバマシンでの動作に早く移したいのです。それに、今はPoweBookを起動するたびに手作業でコマンドを入れたりしてちょっと不便だし、私がマシンを持ち出していたら全部のマシンがインターネット利用できないなどの問題も出ますね。いずれにしても速くYahooBBが来てほしいのですが、9月中旬以降という連絡が来たまま連絡がありません。待たせてダメだってなるのもイヤだなーと思っていたら、今日の新聞にSpeedNetの広告が折り込んでありました。こんな選択肢が広がった時代にいまだに、ルータ利用は不可なんてやっているようではいくら値下げしても先細りするんじゃないでしょうか。
(新居雅行 msyk@mdonline.jp


米国でPowerBook G4が値下げ、国内はキャンペーンが早期終了するが値下げは週明けか

PowerBook G4が値下げされた。500MHzマシンが$3499から$2999、400MHzマシンが$2599から$2199となる。スペック等は変更はなく価格改定だけであるが、米国では、2001年8月25日より新しい価格での販売が開始される。ところで、今回はプレスリリースが正式に出されているが、ここ1年ほどは単なる価格変更ではプレスリリースは出していない。この価格変更によって新機種の到来が近いという憶測も成り立つが、プレスリリースを出すということは可能性としてはしばらくはこのままのラインナップで継続させるという意志であるとも読み取れる。
なお、日本国内の販売に関しては、8月25日夕方現在、価格改定のアナウンスはない。しかしながら、PowerBook G4を購入してそれまでに使っていたPowerBookやiBookなどを返送することで3〜10万円のAppleStoreクーポンがもらえていた「PowerBook G4ステップアッププログラム」や、CD-RWドライブがもらえる「PowerBook G4/CD-RWドライブプレゼントキャンペーン」については、2001年8月26日(日)までと期日が前倒しに終了されている。もともとは、8月31日ないしは9月3日までと設定されていた。とすると、日本では週明けの8月27日より、新価格での販売になるものと思われるが、新価格ではこれらのキャンペーンは対象外になる。日本での新価格の予測は難しいところではあるが、VSTのCD-RWドライブが3.5〜4万円くらい(ショップ広告などではあまり見られない…)のようなので、値段差次第というところだろうか。500MHzマシンが同一レートなら34万円強(398,000÷3499×2999)となり、円安基調を考慮して348,000円としても5万円引きとなる(あくまで単純な予想である点は配慮いただきたい)。いずれにしても、クロックがアップされたり、本体のドライブがコンボタイプになるわけでなく、ハードウエア的なスペックは現状通りである。比較は値段だけの問題になる。買い時を見計らっていた人で、キャンペーンを利用するなら速い決断が迫られている!

関連リンク:Apple Offers Aggressive New Pricing on Titanium PowerBook G4
カテゴリ:PowerBook, Macintosh本体


QuickTimeをCocoaで利用する方法を示したサンプルプログラム

CocoaフレームワークでのQuickTimeの利用方法を示したサンプルが2つ新たに公開されている。いずれも、Project Builder 1.0.1以降、Mac OS X 10.0で利用できるようになっている。言語はObjective-Cを利用したものである。

◇QTGraphicsImport 1.0
 http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/QuickTime/Basics/QTGraphicsImport.htm
QuickTimeのグラフィックインポータを使って画像ファイルを読み込み、その結果を、NSQuickDrawViewを継承したクラスで表示するといったことを行っている。QuickTimeで得られたデータをCocoaのグラフィックスコンポーネントで表示するといったやり方の1つを示すものだ。

◇CocoaCreateMovie 1.0
 http://developer.apple.com/samplecode/Sample_Code/QuickTime/Basics/CocoaCreateMovie.htm
Cocoaフレームワークでのムービーの作成のサンプルプログラムだ。JPEGをもとにしたNSImageのオブジェクトから、ムービーを生成する。このとき、QuickDrawのGWorldに展開することでビットマップ情報を得ており、そのときに、NSBitmapImageRepクラスの機能を使っている。nibファイルも含まれているが、QuickTimeの処理部分はC言語でのAPIを呼び出している。

カテゴリ:アップルからの開発資料, QuickTime, Cocoa


QuickTimeのストリーミングを行うAPIを利用するサンプルプログラム

Sample Codeに、QuickTimeのストリーミング機能を提供するAPIの利用例を示したサンプル「usher」が掲載されている。QuickTime broadcasting APIを利用すると、RTPベースのブロードキャストが可能となっている。この機能は、Mac OSおよびMac OS Xで利用でき、現状ではWindowsでは利用できないとなっている。サンプル自体はそれなりの機能を持ったもので、指定したファイルをブロードキャストするといったことが可能となっている。APIを使えば、シーケンスグラバーからの取り込みをブロードキャストするといったことも可能になる。サンプルはソース共に、CodeWarriorのプロジェクトが含まれており、生成結果はClassicアプリケーションとなっている。API自体はQuickTimeに用意されているもので、Carbonには限定されていないようだ。

関連リンク:usher 1.0
カテゴリ:アップルからの開発資料, QuickTime


KBase》WebObjects 5をMac OS Xにインストールするにはrootでログインする

Knowledge Baseに、WebObjects 5のインストールのことに関する文書が掲載されている。Mac OS X/Server 10.0にインストールする場合は、rootでログインをして、インストーラを稼動させないといけない。(この件についてはWebObjectsのインストーラに付属する文書には記載されていることであるが、おそらく問い合わせが多いので、文書化したものだと思われる。)

関連リンク:WebObjects 5: Does Not Install on Mac OS X 10.0 Unless Logged in as root User
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), WebObjects