Macintosh Developer Online (MDOnline)


1999年11月1日発行号 - MDOnline-やはり9にもDHCP問題



Mac OS 9のDHCPに関する問題があることが、アップルの文書にも現れました。問題はRFCの解釈というレベルにまで及んでいるという情報もあり、なかなか難しそうですが、何度も言うように、アップルからの解決策の提示がともかく待たれます。私もメーリングリストなどをチェックはしていますが、読者の方もなにか情報をお持ちであれば、ぜひとも御一報ください。
日経PC21には毎号、資格に関するページがあります。99年12月号は、パーソナルコンピュータユーザ利用技術協会の主催する「パソコンネットワーク利用技術試験」(通称:NASKA)というのが紹介されていました。
http://naska.pcua.or.jp/
この種の試験は開催が年に1回とかで申し込み自体がおっくうになりがちですが、NASKAはオンラインで即座に受験できます。で、受けてみました。3階級を下から受けないといけないのですが、ハッキリ言って簡単です。自慢するわけじゃないですが、30分で全階級を制覇できました。ランキングにも乗りました(笑)。サーバーに関するごく基本的な知識と、Windowsのネットワーク、マルチメディア関連の設定の知識があれば難しい問題ではありません。合格証の発行に1階級あたり2,000円が必要で、試験を受けるだけならタダです。腕試しに、暇つぶしに、ひやかしに、いかがでしょうか?
(新居雅行 msyk@mdonline.jp


Mac OS 9にDHCP問題があることが明記

Tech Info Library-Jで公開されている「100349JO:トラブルシューティング : DHCP サーバ参照に伴う、起動時とネットワーク接続の問題について」という文書が更新された。当初はiBookや新型iMacに発生するトラブルとして記載されていた文書だが、Mac OS 9全般的に発生する問題として書き直されている。また、ISDNダイアルアップルータを使っている問題だけでなく、ケーブルテレビなどDHCPサーバー経由で接続する環境すべてで起こりうる問題だとしている。つまり、DHCP問題は、Mac OS 9をインストールしたすべてのMacで起こりうる問題となった。
既報のように、東急ケーブルテレビは問題があるということをアナウンスしているが、現在その内容が書き変わっており、Mac OS 9での不具合は「予想」であって、ユーザーからは問題なく利用できている旨が寄せられているとしている。ダイアルアップルータでは、MN128-SOHO SL11について、Mac OS 9からのネットワーク接続しているとシステムが起動しないというトラブルに見舞われているユーザーもいるようだ。DHCP問題は意外に広がりを見せていると言えるだろう。

関連リンク:DHCP サーバ参照に伴う、起動時とネットワーク接続の問題について
カテゴリ:Tech Info Library-J, Mac OS 9


ヤマハのルータRTシリーズのサポートで、DHCPの不具合情報

ヤマハは、同社のISDNルータRTシリーズ向けのサポート情報として、iBookやMac OS 9を利用したときの不具合を報告している。やはりこれもDHCPクライアントの動作がおかしいことから来るもの。RTシリーズはISDNアダプタだが、DHCPサーバー機能も中に含まれている。OpenTransport 2.5.1を組み込んだiBookや新型iMac、OpenTrasport 2.5.2を組み込んだMac OS 9では、非常に大きなリース期間をクライアントがサーバーに要求するという問題が生じるため、1つの解決策として、サーバー側の設定を変えてその長いリース期間に応答できるようにする方法が示されている。別の解決策として、DHCPは使わないで、固定アドレスを使う方法も記載されている。なお、この文書では、クライアントがサーバーに要求するリース期間の情報が「壊れている」ということが明記されており、そのことからも、DHCP問題の根源はOpenTransportにある公算が高くなったと言えるだろう。アップデートを早急に行うべきだが、そうなると、Mac OS 9の「ソフトウエア・アップデート」の仕組みが早速役に立つかも知れない。

関連リンク:Mac OS 9に関する注意事項
カテゴリ:ネットワーク, Mac OS 9


【Mac OS 9シリーズ】「パッケージ」を作成してみる

Mac OS 9から新しく導入された「パッケージ」という仕組みがある。ファイルやフォルダがつまった1つのフォルダを、Finder上ではあたかも1つのアイコンとして、1つのファイルのように扱うことができる。中身がアプリケーションなら、パッケージ化したフォルダはあたかもアプリケーションのように扱える。ダブルクリックして起動したり、ドラッグ&ドロップが可能となるわけだ。
パッケージは、言わば特別なフォルダだ。そのために、フォルダ情報のフラグの使っていなかった1つのビットを利用する。フォルダをパッケージにするには、単にその1つのビットをセットするだけである。パッケージについては、以下のTechnoteに詳細が書かれてある。
http://developer.apple.com/ja/technotes/tn1188.html

フォルダをパッケージにしたり、あるいは戻すユーティリティは、アップルから配付されているサンプルプログラム「Package Tool」(以下のアドレス)にあるので、それを利用すれば良いだろう。おそらく、いずれはCodeWarriorでも自動的にパッケージ作成に対応するようになると思われるが、現状ではこうしたツールを利用して、独自にパッケージ化しなければならない。
ftp://ftp.apple.com/developer/Sample_Code/Human_Interface_Toolbox/PackageTool.sit

まずはパッケージを作ってみよう。パッケージであるためには、フォルダの最上位レベルに、実行するアプリケーションのエイリアスがあればよい。基本的な要件はそれだけなのだ。つまり、わざわざパッケージ向けのアプリケーションを作る必要はなく、既存のアプリケーションでも、パッケージ化することができる。ここでは、FaceSpanで作ったアプリケーションを次のように、「ファイル名変更」フォルダに配置した。内部にappフォルダを作り、その中にアプリケーションを配置し、ルートレベルにはそのアプリケーションのエイリアスを作成しておいた。
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この「ファイル名変更」フォルダを、Package Toolに含まれている「Package Tool」というアプリケーションにドラッグ&ドロップする。すると、次のようなダイアログボックスが表示される。最初はFolderが選択されているが、ここでPackageのラジオボタンをクリックすると、ドラッグしてきたフォルダがパッケージに変換される。日本語が文字化けしているが、ソフト自体の動作は問題ないようだ。
figs/macos9/04/file0007.gif

作成されたパッケージは次の図のように、1つのアイコン、つまり、1つのファイルのように見える。アプリケーションパッケージのアイコンは、起動されるアプリケーションのアイコンが自動的に設定される。パッケージの中身はアプリケーションなので、このもともとフォルダだったアイコンは、Finder上ではアプリケーションとしてふるまうのである。ファイルの種類としては「アプリケーションパッケージ」となっている。
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このパッケージはアプリケーションと同等なので、フォルダだったパッケージをダブルクリックしたり、あるいはファイルをパッケージにドラッグ&ドロップすることで、パッケージ内部のアプリケーションが起動する。
figs/macos9/04/file0004.gif

つまり、フォルダが1つのアプリケーションとして機能しはじめたわけだ。パッケージのフォルダにドラッグ&ドロップすると、背後では、フォルダの中にあるアプリケーションに対してOpen DocumentsのAppleEventが正しく発行される。

パッケージは、今後のMac OS X向けアプリケーションの標準形態という意味合いもあるが、まだ、Mac OS Xがリリースしていない現在ではそのような利用はほとんど望めない。むしろ、ユーザーによってフォルダ内部を見られたり、あるいは修正されて困るような場合に、こうしたパッケージという形態が利用できるということになる。
ナビゲーションサービスなどでのファイルを開く時のダイアログボックスでは、パッケージはフォルダとしてはもはや見えない。アプリケーションのパッケージは、一般ユーザーからは単に1つのアプリケーションとしてしか見えないということになる。
一方、プログラムレベルではどうだろうか? AppleScriptで試してみたところ、パッケージ内のテキストファイルは、パッケージをフォルダのように指定することで、パス名を与えて開き内容を読むことはできた。これはパッケージ内部からも、外部からも同様に行えた。しかしながら、パッケージあるいはその内部フォルダについてはfilesやfoldersといった属性の出力は得られないので、ファイル一覧を取得することはできなくなっている。つまり、フォルダ構成とファイル名を知っている者しか、パッケージ内はアクセスできないということになる。

パッケージは確かに便利であるが、現実的な利用には問題点もある。Finder以外のアプリケーションが対応していないことで一括できる。パッケージをDropStuffで圧縮すると、確かに圧縮できる。しかし、それをStuffIt Expanderで解凍しても、正しくアプリケーションパッケージとして解凍できないのである。図のように、圧縮して解凍した「ファイル名変更.1」は、白いアイコンとなり情報で見た種類は単に「パッケージ」とししかなっておらず、ダブルクリックしても起動しない。つまり、StuffItシリーズはMac OS 9に含まれているものでも、パッケージ処理に対応していないのだ。
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なお、解凍して元に戻らなくなったパッケージは、Mac OS 9のCD-ROMの「ユーティリティ」フォルダにあるPackage First Aidを利用すればよい。このユーティリティにドラッグ&ドロップすれば、おかしくなったパッケージを元のフォルダに戻すことができる。この作業はPackage Toolではできない。
figs/macos9/04/file0006.gif

パッケージの転送ができないのは、電子メールでも同様だ。Outlook Express 5では自動的に圧縮してしまうので、圧縮ファイルの解凍でサポートされない限りはパッケージの送受信ができない。また、フォルダ構成を記録してメールできるソフトがあったとしても、パッケージであることを示すビットを正しく保存することは、現状ではできないと思われるので、その意味でもパッケージの送信はできないだろう。また、Webサーバーへのパッケージのアップロードは、ほとんど無理と言えるだろう。異なるOSを経由することが多くなるし、仮にMac OSのWebサーバーを使ったとしても、ブラウザなどが対応していない。結果的にパッケージは、現状ではCD-ROMなどに納めて配付するような形態でしか使えないと言えるかもしれない。
パッケージをたとえばAppleShareサーバー経由でMac OS 8.Xで参照した場合は、単にフォルダに見えるだけだ。もちろん、パッケージとして見えないのは当然としても、パッケージ作成前のフォルダの状態として見える。

カテゴリ:Mac OS 9, Mac OS 9


Mac OS 9に関する日本語のTech Info Libraryがまとめて公開

日本語のTech Info Library-JにMac OS 9に関する文書が合計11公開された。ただし、いずれも、英語版としてすでに公開された文書であり、MDOnlineでは内容的には既報である。以下に、その文書へのリンクと簡単な要約を付けておくので、詳細は文書をごらんいただきたい。

60571JC:Mac OS 9 : PDF ドキュメントを参照する
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60571JC
PDFを参照するAcrobat Readerは、Mac OS 9のCD-ROMに含まれるものを利用する。古いバージョンのAcrobatは使えない。

60587JN:Mac OS 9 : StyleWriter プリンタドライバの再インストール
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60587JN
StyleWriter/II/1200は、StyleWriter1500のドライバを使う。Color StyleWriter 2200/2400は、Color StyleWriter 2500のドライバを使う。

60590JC:Mac OS 9 : iMac Update 1.0 は必要ありません
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60590JC
iMac Update 1.0は適用する必要はない。

60627JC:Mac OS 9 : TCP/IP 接続でのファイル共有は“AppleTalk を使用する”にします
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60627JC
TCP/IPによるファイル共有だけを利用したい場合でも、AppleTalkは使用しておく必要がある。

60629JN:Mac OS 9 : オーディオ CD を再生する際の、機種による違いについて
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60629JN
USB登載の機種では、サウンド設定に関係なく、オーディオCDの音が出てくる。そうでない機種は入力にCDを選択しないとオーディオCDの再生は聞こえない。機種ごとに違いがある。

60630JN:Mac OS 9 : “モニタ & サウンド”コントロールパネルはどこにありますか?
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60630JN
Mac OS 9では「モニタ」「サウンド」は別々のコントロールパネルとなった。

60632JC:Mac OS 9 : マルチユーザ設定 - デスクトップファイルの再構築
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60632JC
マルチユーザー環境で、アクセス制限がかけられているユーザーでは、デスクトップの再構築はできない。

60633JN:Mac OS 9 : ソフトウェア・アップデート - アプリケーションが終了できないときのアラートが出ない
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60633JN
ソフトウエアのアップデート時には、起動しているアプリケーションに対しAppleEventを送って終了を行う。そのときに操作を待つようなことがあると、終了できなかったと判断して、アップデートを中断する。

60637JC:Mac OS 9 : マルチユーザ環境 - 特定のソフトウェアが起動できない
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60637JC
マルチユーザー環境で、マイクロソフトのアプリケーションが起動しない。ユーザー登録する前に、いったん起動しておけば、問題ない。初めて起動する時にアプリケーションが機能拡張などをセットアップするが、権限の低いアカウントではそのアプリケーションの起動がさまたげられることがある。

60638JC:Mac OS 9 : 古いプラグインは新しい Sherlock 2 でも利用できますか?
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60638JC
利用できるが、タイプが「検索」のチャネル以外では、新しく作られたプラグインが必要になる。

60639JN:Mac OS 9 : USB 機器用のソフトウェアをインストール後、起動時にフリーズする
http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=60639JN
理由として考えられるのは、不必要なiMac Update 1.0を適用してしまったこと。Mac OS 9の再インストールで対処できる。

カテゴリ:Tech Info Library-J, Mac OS 9


日本語版ファイルメーカーPro5は11月末から発売

ファイルメーカー社より、日本でのファイルメーカーPro5についての販売予定が発表された。1999年11月下旬にまず「ファイルメーカーPro5」をリリースする。価格は39,000円で、11月1日以降の前バージョン購入者には無償バージョンアップを行う。また、アップグレードは19,000円で、ファイルメーカー社からも購入できるが、店頭でもアップグレードパッケージの販売を行う。さらに、サイドグレードとして、Windows版に限られるが、Excel、Access、Approach、五郎、TheCard、桐のユーザーに対して29,000円で販売する。なお、ファイルメーカーPro5のUnlimited版とServer版は2000年第一四半期に、いずれも129,000円で発売される予定だ。Develoer版については価格や時期は未定となっている。
ファイルメーカーProは、MacintoshとWindowsの両方のプラットフォームで利用可能なデータベースソフトだ。柔軟なフォーム設計が可能で使いやすいソフトとして定評があったが、リレーショナル処理にも対応し、さらにはWebでのデータベース更新や参照にも対応した。Ver.5ではMicrosoft Officeとの連係を強化し、Web公開機能をより寿実させ、レイアウトのスタイルを拡充するなど、より完成度を高める機能向上が図られている。従来は、通常版とDeveloper版だけで、Server版はさらに古いバージョンのものであった。Pro5より、通常版、Unlimited版、Server版、Developer版と4つの製品ファミリーを抱えることになった。通常版はデスクトップでの一般的ない利用向けだ。Unlimited版はWebアプリケーション開発において、既存のIISなどのWebサーバーを用いる機能や、あるいは利用ユーザー数制限がないなど、より本格的なWebデータベース開発で利用できる。Server版は、LANで多くのユーザーがファイルメーカーを使って業務作業をなどをする場合に、パフォーマンスの点で有利になる。Deverloper版は、作成したアプリケーションを配付するときなどに使われる。

関連リンク:ファイルメーカー社
カテゴリ:データベース, 開発ツールその他


AppleShareサーバーへのアカウントなどが保存できない場合の対処

Tech Info Libraryに「25038:Mac OS 8.6: Cannot Save AppleShare Login Password」という文書が公開された。iBook、新型iMacシリーズ、AGPグラフィックスタイプのPower Mac G4では、AppleShareクライアントの3.8.4が組み込まれているが、このバージョンでは起動時にサーバーをマウントする時のアカウントとパスワードの保存をキーチェーンで行うようになっている。そのため、Mac OS 8.6ではアカウントやパスワードの保存ができない。できるようにするには、配付されているApplShare クライアントのVer.3.8.3に入れ替えるか、あるいはMac OS 9を利用するかを選択する必要がある。

関連リンク:Mac OS 8.6: Cannot Save AppleShare Login Password
カテゴリ:Power Mac, iBook, iMac, Mac OS 8


Webアクセス制限のNetSelectorをSherlockで使う方法

Tech Info Libraryに「25041:NetSelector, Inc.: Read Me for Internet Safety Kit」という文書が公開された。NetSelector社から、子供に対して問題のないサイトだけを参照できるようにする「Internet Safety Kit」が発売されているが、Sherlockでその機能を利用する方法が記載されている。NetSelectorによって選択されたサーチエンジン以外はエラーが出るということだそうだ。

関連リンク:NetSelector, Inc.: Read Me for Internet Safety Kit
カテゴリ:Mac OS 8, Mac OS 9


Apple Video Playerでサウンドが出ない場合

Tech Info Libraryに「60650:Mac OS 9: No Sound From Apple Video Player」という文書が公開された。Mac OS 9でApple Video Playerを使おうとしたところ、サウンドが出ないというトラブルへの対処方法が記載されている。「サウンド」コントロールパネルでサウンドの入力源を設定してからアプリケーションを起動するようにとしている。

関連リンク:Mac OS 9: No Sound From Apple Video Player
カテゴリ:Mac OS 9


AppleCare Protection Planに含まれるTechTool DeluxeのFAQ

Tech Info Libraryに「25043:TechTool Deluxe: Frequently Asked Questions」という文書が公開された。米国では有償のユーザーサポートとしてAppleCare Protection Planが開始されており(日本では未発表)、登録者にTechTool Deluxe(Micromat社)というシステム管理のためのソフトウエアを含んだCDが配付される。そのソフトのFAQがこの文書だ。インストール方法や、システムのテストの内容の詳細について、記載されている。

関連リンク:TechTool Deluxe: Frequently Asked Questions
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL)


AppleShare IPでのパスワードと暗号化手法

Tech Info Libraryに「25042:AppleShare IP 6: Default Password Methods」という文書が公開された。AppleShare IPで利用できる、AFP、POP、FTP、SMBの各プロトコルで利用できるパスワードとその暗号化についてが一覧表でまとめられている。POPでAPOPが利用できることと、SMBでDESベースとMD5ベースのパスワードの暗号化がサポートされているところがポイントになるだろう。

関連リンク:AppleShare IP 6: Default Password Methods
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), サーバー製品


NetInfoでのユーザー登録結果をWebAdminに反映させる方法

Tech Info Libraryに「25039:Mac OS X Server: NetInfo Users Not Shown in WebAdmin」という文書が公開された。NetInfoの/Networkドメインにユーザーを追加したが、それらのユーザーが一覧に出てこないというトラブルに答えるものだ。NetInfoに追加したユーザーでAFPへのアクセスは可能だが、ユーザー一覧に表示するには、WebAdminのUsersパネルでUpdate Users & Groups Listコマンドを呼び出さないといけない。

関連リンク:Mac OS X Server: NetInfo Users Not Shown in WebAdmin
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X Server


クライアントへのメッセージは、1バイトコードのみ

Tech Info Libraryに「25040:Mac OS X Server: Does Not Send Correct Text to JLK Clients」という文書が公開された。Mac OS X Serverから、Japanese Language Kitを組み込んだクライアントのMacintoshに対してメッセージを送付したが、文字化けがするというもの。現在は、メッセージの機能は1バイトコードのみに対応しており、結果的に英語しか正しくは転送できないことが記載されている。

関連リンク:Mac OS X Server: Does Not Send Correct Text to JLK Clients
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL), Mac OS X Server


ODBCデータソースを4Dのデータベースに取り込むユーティリティ

ACI USは、4th Dimension向けに、ODBCデータソースにあるデータベースの構成やデータのクローン作成を行うユーティリティ「4D Assimilator」をリリースした。4DのVer.6.5以降で機能する。ベータ版がリリースされており、同社のサイトからダウンロードできる。他のデータベースシステムで作成したアプリケーションを4Dへ移植する作業をこれによってある程度は簡略化できる。既存システムの4Dへの移行を促進させるねらいがある。
"4D Assimilator" - Database Cloning Application Released

関連リンク:http://www.acius.com/press/press_releases/pr110199_Assimilator.html
カテゴリ:データベース, 開発ツールその他


1999/10/29付けの更新されたTech Info Library

Appleより公開されているTech Info Libraryで、1999年10月29日付けで以下の文書が更新されている。以下のリストの左端が文書番号なので、記事の末尾にあるリンク先にジャンプし、その番号を手がかりに検索をすると良いだろう。

17159:Locating Vendor Information
31117:AppleWorks 5: Spreadsheet Selected Cells Turn Black
31116:USB Cable: Maximum Cable Length
60283:Mac OS 8.6: About Mac OS 8.6 Update
25036:LaserWriter Pro 810: Setting LPD Desktop Printer for Macintosh Clients
26176:Support for Former Claris Software Products
13703:LaserWriter Pro 810: Description of Virtual Printer
26165:About Mac OS 8.5.1 Update
60641:Mac OS 9: Issue With DVD Player After Clean Install
30691:Mac OS: When and Why to Perform a Clean Install
58430:USB Info and Benefits Of Dual-Channel USB
70082:WebObjects: HP-UX Bug May Cause WebObjects Problems
31020:DVD: Causes of Skipping/Stuttering
7279:Mac OS: Hiding an Application When Switching to Another
60649:At Ease 5.0.2: Is Not Qualified With iMac, iBook, Power Mac G4 Models
58022:iMac: Sound Recording Options
70038:NeXTSTEP Current Patch List
70124:NeXTSTEP 3.3 Patch 3 Overview
10117:AFP Volume: File Limits

関連リンク:Tech Info Library
カテゴリ:Knowledge Base(旧TIL)