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FileMakerコミュニティのみなさんへお願い
書籍名を考えてください
新居です。ミーティング等でお会いしてる方も多いかと思います。2月にFileMakerに関連する書籍を出版することになりました。その書籍の内容はすでにできあがっているのですが、書籍のタイトルを考えあぐねています。そこで、非常に短い期間ではありますが、タイトルを公募したいと思い、みなさんにお声をかける次第です。
書籍の内容は概ね次のようなものです。
- リレーショナルデータベースにフォーカスした書籍です。ターゲットとなるのはFileMaker 7のみで、以前のバージョンについての解説はありません。
- ラトルズより出版します。350ページ弱くらいの解説書です。書店で販売されます。体裁やレイアウトなどは普通の解説書と同様とお考えください。
- すでにFileMakerを使っているみなさんで、リレーションについてはあまり詳しくないとか、自信がないという方々はもちろん、バリバリ使っている方々にも、データベース設計思想の再確認といった意味合いから、ぜひとも読んで欲しい書籍です。
- 最終的にどうすればいいということを説明する書籍ではありません。リレーショナルデータベースとしてシステムが動くまでの途中の段階、つまり見せないフィールドなどの中身がどうなるかをじっくりと体験してもらうことが目的です。つまり、どんな設定がどうなるというような表面的な知識ではなく、リレーショナルデータベースを巻き込んだデータベースシステムの設計をしっかり身につける本です。
- よくある伝票形式、マスター形式についてじっくり取り上げ、なぜ、そういう作りをするのかを徹底的に突き詰めます。雰囲気でリレーション設定をやっている方にとっては何を理解すべきか、そして今までしていなかったかがよくわかるのではないかと思います。
- 住所録をリレーションで結びつけるなど、あまりやらなかったような応用を実際にやってみます。さらに、商品マスターのカテゴリーや、販売商品の個別管理といったテーマも取り組みます。セキュリティについてもシステム的には重要なテーマですのですので、それも取り上げています。
内容の一部は、このPDFをご覧ください。入稿前の校正をスキャンしたもので、若干見づらいかとは思いますが、ご容赦ください。前書き、目次、最初の1-1節、そして以後のページからいくつかの抜粋となっていて、全部で20ページです。また、最終品が全くこの通りになるとは限りませんので、それもご考慮いただければと思います。
書籍のタイトルでどんなことを検討していたかを簡単にまとめておきます。もちろん、これらを考慮していただいてもいいのですが、まったく新しい意見も歓迎です。
- 「ファイルメーカー」「リレーショナルデータベース」が主要な要素ですが、これらの単語をそのまま使うととてつもなく長い書籍名になります。
- 英語、日本語、カタカナ表記などなど、いろんな言い方がありますが、どんな組み合わせもドンピシャなものがない感じがします。
- 「設計」「入門」「システム」など、潜在読者の方とコミュニケーションしたい内容はたくさんあって、それらをうまく包含した書籍名がなかなか思い付かないというのが正直なところです。
以下の要領でご応募をお願いできればと思います。
- 書籍名のアイデアを、say@msyk.netまでメールで送ってください。形式は自由です。書籍名だけでもいいですし、理由などがあれば、それをお書きいただいてもかまいません。必ず、お名前とご連絡先のメールアドレスもお願いします。
- 書籍名+サブタイトル、あるいはオビのキャッチにこれを…といったアイデアも受付させていただきます。
- 締め切りは、2005年1月31日(月)中とします。
- 申し訳ありませんが、報酬はありません。ただし、採用、あるいは部分的に採用された方については、本書籍を差し上げるとともに、原則として本名(場合によってはハンドル名)を書籍内の謝辞に記載させていただきます。さらに、採用された方には「FileMaker Pro 関数・スクリプト事典」と「ファイルメーカーPro 逆引き事典」(いずれも茂田カツノリ著、ラトルズ刊)も差し上げます。
- 質問がある場合は、上記のアドレスに送っていただければ回答します。なお、上記のアドレスは、新居以外に何人かで見ているため、場合に寄っては別の人から返事があるかもしれません。