ボーデン・ジョージ 著 定価 各\3,200円
George Rome Borden IV
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この本ではQuickDraw GX APIのためのプログラミングが説明されます。QuickDraw GXはAppleの次世代グラフィックスエンジンで、MacOSにとって欠くことの出来ないものになるでしょう。QuickDraw GXでは、デバイスの解像度に依存されないグラフィックス(device independent graphics)、プリント、ファイル出入力のすべてが、1つのオブジェクトに基づくAPI(Application Programming Interface)で処理されます。
第1章ではQuickDraw GXの概要と、手持ちのシステムにQuickDraw GXをセットアップする方法が説明されます。
第2章では「Object Editor」アプリケーションについて述べます。「Object Editor」アプリケーションは完結したQuickDraw GXグラフィックスプログラムで、QuickDraw GXオブジェクトの作成と編集方法、QuickDraw GXを使用した印刷法、データの保存法、及びQuickDraw GXオブジェクトの管理方法が分かります。
第3章では「TextTyper」アプリケーションについて説明します。「TextType」は1行のテキストを描画するアプリケーションで、QuickDraw GXに組み込まれた機能を使って、フォントやスタイル、サイズ、そして言語さえも変更できます。QuickDraw GXを使ったインライン日本語入力についても第3章で説明されます。インライン日本語入力については細かく説明していますので、マッキントッシュ用の多国語テキスト処理にも役に立ちます。このプロジェクトはQuickDraw GXにおけるテキスト使用例を示すためにデザインされています。
さらに用語解説、QuickDraw GXルーチン説明インデックス、一般的なインデックスも加えました。
1-1 QuickDraw GXのあゆみ
1-2 QuickDraw GXのためのシステムをセットアップする
1-3 "Hello World"プロジェクトの説明(スクリーンショット)
1-4 オブジェクトを"GraphicsBug"で調べる
1-5 オブジェクト指向型の意味
1-6 シェイプオブジェクトと座標系
2-1 "Object Editor"プロジェクトについて(スクリーンショット)
2-2 QuickDraw GXのアプリケーション
2-3 書類ウインドの作成と破棄
2-4 ウインドウにシェイプを描く
2-5 ウインドウにパスシェイプを描く
2-6 シェイプの選択
2-7 ヒットテストとオブジェクトの移動やサイズ変更
2-8 QuickDraw GXのデータ入出力
2-9 印刷処理
2-10 シェイプカラーの呼び出しと設定
2-11 ビューポートのマッピングを変更する
2-12 シェイプの塗りつぶし属性
2-13 シェイプにダッシュ、キャップ、ジョインを加える(ショット)
3-1 "Text Typer"プロジェクトについて(スクリーンショット)
3-2 フォントメニューの作成
3-3 テキスト、レイアウト、グリフオブジェクト
3-4 挿入ポイントの管理
3-5 インライン入力機能の実現(スクリーンショット)
3-6 すべてを回転する
3-7 これからすること
A QuickDraw GXの情報源
B ソースコード
C 用語解説
QuickDraw GX関数の索引
索引
発 行 | 1997年5月20日 |
著 者 | ジョージ・ボーデン |
翻 訳 | 伸子・ボーデン |
編 修 | 新居誠行(株式会社ローカス/株式会社インタープログ) |
装 丁 | 甲賀美佐子 |
発行人 | 山本陽一 |
発行所 | 株式会社ディー・アート 〒102 東京都千代区麹町2-10 イトーピア麹町AAビル1F 電話:03-3202-0314(営業) |
印 刷 | 図書印刷株式会社 |
ISBN | ISBN4-88648-471-9 |
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