レポート提出課題 応用情報処理II(2005)

以下の課題のうち、3つを行うこと。結果は、Excelのファイルになると思われるが、その完成したファイルをNetBoxにアップすること。

送付するファイルは次の要件を満たしていることを原則とする。

ファイルを添付する場合には、圧縮はしなくてもかまわない。なお、Macintoshで課題を作成した人は、メールの文面でその旨を伝えること。Macintoshを使っていても、上記のファイル名の規則を適用すること。

提出したことは、以下の書式のメールで必ず知らせてください。

課題の締め切りは:2006年1月22日(日)とします

日本時間で1月22日中であればいいとします。もちろん、それ以前に提出してもらってもかまいません。どうしても遅れるけども提出したい場合は、個別にメールで相談してください(若干の猶予はありますが、あまり当てにしないほうがいいでしょう)

提出結果については、指導が入ることがあります。指導はメールで送ります。ない場合もあります。

受け取ったかどうかは、講義のホームページで随時公開します。

課題1

練習問題3-5に緑色で注記した内容の課題を行うこと。つまり、週ごとの商品ごとの売上個数の合計として求める。

課題2

Excel問題集から、問題を2つ選び、それらの問題を解くこと。解答は1つのブックファイルにまとめておき、前記の規則に従ったファイル名をつけておく。そして、シートのラベルに、解いた問題がわかるように番号等を記載すること。

課題3

accessdata2.txtこのリンクにあるテキストデータを、いったんファイルに保存すること。このデータは、講師が運営している郵便番号検索のページの、2005/11/1〜7の1週間に行われた検索結果を取り出したものである。非常にサイズがでかいファイルなので注意すること。技術的にはWebサーバのログというものだが、そこから適当にデータを省いて、郵便番号検索結果だけを抽出している。簡単に言えば、1回検索を行うと、このテキストファイルに1行がサーバに残るという仕組みである。

このデータをワークシートに展開すること。つまり、行列に分割されてデータが配置されるようにまずデータの読み込みを行うこと。いろいろやり方があるが、データメニューの外部データの取り込みからテキストファイルのインポートなんていうのをやってみてはどうだろうか。

データの各列は次の意味を持つ。1行目に行を作り、見出しを適当に定めること。

意味 備考
1 IPアドレス 検索をした人のパソコンのIPアドレス
2,3 ユーザ名/パスワード アクセス制限をしていないので、すべて「-」のはず
4 日付と時刻 検索が行われた日付および時刻
5 ページ この記述でどのタイプの検索が行われたかがわかる。(以下のものと異なるデータもあるが、それは無視することにする)
  • /yubin/getzip.php:市町村名からの検索
  • /yubin/getzip2.php:地名からの検索
6 結果コード 200は正しく結果を表示したことを示す
7 バイト数 転送したバイト数
8 レスポンス 検索に要した時間で単位は秒
9 リファラ このページの前に表示していたページのURL

次の値を求めよ

課題4

課題3のデータを用いて以下の値を求めよ。

ヒント:日付と時刻の混じったデータから日付だけを取り出すのはINT関数を使う。だが、このサンプルデータの場合には、DAY関数を使ってもよい。時刻を取り出すのはHOUR関数を使う。

課題5

課題3のデータを使って、レスポンスに要した時間のヒストグラムを作成すること。表とグラフを作成すること。

課題6

函館税関のWebサイトでは、毎年の品目別国別の輸入額の統計が掲載されている。ある年と、次の年の情報をダウンロードし、それらを合あわせたデータで、品目別かつ年月別の総輸入額の表を作成すること。その表を見て、特徴のある傾向を日本語で説明すること。

課題7

課題6と同一のデータを用いて、国別かつ品目別の総輸入額の表を作成すること。なお、この表では、国はコード番号になっているが、最終的な表では、コードではなく国名にすること。ヒント:国名の一覧表は、上記のページにリンクのある財務省関税局のホームページから探すとよい。そして、lookup関数の使い方を学習してそれを応用すること。