レポート提出課題 応用情報処理II(2006)

以下の課題のうち、2つを行うこと。結果は、Excelのファイルになると思われるが、その完成したファイルをNetBoxにアップすること。

送付するファイルは次の要件を満たしていることを原則とする。

ファイルを添付する場合には、圧縮はしなくてもかまわない。なお、Macintoshで課題を作成した人は、メールの文面でその旨を伝えること。Macintoshを使っていても、上記のファイル名の規則を適用すること。

提出したことは、以下の書式のメールで必ず知らせてください。

課題の締め切りは:2007年1月26日(金)とします

日本時間で1月26日中であればいいとします。もちろん、それ以前に提出してもらってもかまいません。どうしても遅れるけども提出したい場合は、個別にメールで相談してください(若干の猶予はありますが、あまり当てにしないほうがいいでしょう)

提出結果については、指導が入ることがあります。指導はメールで送ります。ない場合もあります。

受け取ったかどうかは、講義のホームページで随時公開します。


課題は本来は6つあったのですが、1月21日の講義中までは4つまでしか出ておらず、最後の課題のリンク先がおかしくなっていました。申し訳ないです。HTMLの中のダブルクォートが1つだけ抜けていたというあほな状態でした。ということで、いきなり問題の選択肢が増えましたのでそちらも検討してください。

課題1

練習問題3-5に緑色で注記した内容の課題を行うこと。つまり、週ごとの商品ごとの売上個数の合計として求める。

課題2

accessdata2.txtこのリンクにあるテキストデータを、いったんファイルに保存すること。このデータは、講師が運営している郵便番号検索のページの、2005/11/1〜7の1週間に行われた検索結果を取り出したものである。非常にサイズがでかいファイルなので注意すること。技術的にはWebサーバのログというものだが、そこから適当にデータを省いて、郵便番号検索結果だけを抽出している。簡単に言えば、1回検索を行うと、このテキストファイルに1行がサーバに残るという仕組みである。

このデータをワークシートに展開すること。つまり、行列に分割されてデータが配置されるようにまずデータの読み込みを行うこと。いろいろやり方があるが、データメニューの外部データの取り込みからテキストファイルのインポートなんていうのをやってみてはどうだろうか。

データの各列は次の意味を持つ。1行目に行を作り、見出しを適当に定めること。

意味 備考
1 IPアドレス 検索をした人のパソコンのIPアドレス
2,3 ユーザ名/パスワード アクセス制限をしていないので、すべて「-」のはず
4 日付と時刻 検索が行われた日付および時刻
5 ページ この記述でどのタイプの検索が行われたかがわかる。(以下のものと異なるデータもあるが、それは無視することにする)
  • /yubin/getzip.php:市町村名からの検索
  • /yubin/getzip2.php:地名からの検索
6 結果コード 200は正しく結果を表示したことを示す
7 バイト数 転送したバイト数
8 レスポンス 検索に要した時間で単位は秒
9 リファラ このページの前に表示していたページのURL

次の値を求めよ

課題3

課題2のデータを用いて以下の値を求めよ。

ヒント:日付と時刻の混じったデータから日付だけを取り出すのはINT関数を使う。だが、このサンプルデータの場合には、DAY関数を使ってもよい。時刻を取り出すのはHOUR関数を使う。

課題4

函館税関のWebサイトでは、毎年の品目別国別の輸入額の統計が掲載されている。ある年と、次の年の情報をダウンロードし、それらを合あわせたデータで、品目別かつ年月別の総輸入額の表を作成すること。その表を見て、特徴のある傾向を日本語で説明すること。

課題5

課題4と同一のデータを用いて、国別かつ品目別の総輸入額の表を作成すること。なお、この表では、国はコード番号になっているが、最終的な表では、コードではなく国名にすること。ヒント:国名の一覧表は、上記のページにリンクのある財務省関税局のホームページから探すとよい。そして、lookup関数の使い方を学習してそれを応用すること。

課題6

総務省の統計データのページからたどるとさまざまな統計データが入手できる。たとえば、「統計表データ」というところの「統計でみる都道府県のすがた」をクリックして、ページの下の方にある「K 安 全」をクリックすると、その中には都道府県ごとの消防署の数などの統計データがある。かなりたくさんのデータがあるが、「安全」のワークシートに限らず、総務省のページの中から任意のデータを選んで、自由に注目すべき統計データを選び、「もとデータ」「処理したデータ」「グラフ」を含み、データに関する解説を含んだレポートを作成すること。