第4回 - 2008/10/27

データ処理に便利な関数


条件判断を行う関数

IF(条件式, TRUEのときの値, FALSEのときの値)

その他に条件式に使われる関数

セル検索を行う関数

VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号[, 検索の型])

利用例:伝票作成→デモ(以下の表は左上をA1にしてください)

商品コード単価商品名
12994250クッキー
12995280ポップコーン
PG34350オレンジジュース
PS92450マンゴージュース
RRR2340トマトジュース
XD001230コーヒーS
XD002280コーヒーM
XD003400コーヒーL

MATCH(検査値, 検査範囲[, 照合の型])

INDEX(範囲, 行番号, 列番号[, 領域番号])

利用例:2つの表から異なっている部分を抽出する→デモ(以下の表は左上のセルをA14にしてください)

商品コード単価商品名
12994280クッキー
12995280ポップコーン
PG34400オレンジジュース
RRR3300トマトジュース
XD001230コーヒーS
XD002280コーヒーM
XD003400コーヒーL
3422320ホットドッグ
45223640ハンバーグ定食

INDIRECT(セル)

吉祥寺A2:C9
錦糸町A15:C23

文字列を処理する関数


本日の演習

練習問題4-1

あるセルに名前が入っていて、姓と名の間は半角のスペースが入力されていると決まっているとする。別にセルに、姓と名を表示する式を入力する事。姓と名は必ず入力されているとするが、文字数は一定しないことを考慮して式を作る。いくつかの名前について

練習問題4-2

VLOOKUPとほぼ等価な式を、MATCHとINDEX関数だけで作成できる。作成してみること(インターネットで検索するとすぐに出てくると思われるが、とりあえず自分で考えてみて、セルにいろいろ試しに入力して検証すること)。ちなみに、VLOOKUPはいちばん左の列の検索しかできないが、表の中の左端ではない列から検索してデータを取り出すような場合には、この方法を使って解決ができる。

練習問題4-3

デモでは、A1から始まる表に、もう一方の表に同じ商品があるかどうか、あるなら単価は同じかどうかを判断する式を追加した。もう1つの表にも同じ式を付け加えること。このとき、最終的な表示結果は「ない」「あるが単価は違う」「あって単価も同じ」のいずれかの文字列を表示すること

練習問題4-4

2つの店舗でそれぞれ単価テーブルを作っているが、1つの表にまとめたい。単価と店舗を無視して、「商品コード」と「商品名」の組について重複しない表を作ること。とりあえず、両方の表の内容を別のワークシートにでもコピーして、つなげた状態から何をすればいいかを考えてみよう