第3回 - 2018/10/12
実習で使うデータを、以下の手順でダウンロードして、Excelで開いてください。以下の手順は、Internet Explorerを使った場合です。
リスト形式に作成されたデータの例が、実習用データブックの「集計処理」というワークシートにあります。これをもとに、この架空の売上データを集計するということを行います。実際にExcelを操作しながら説明を行います。→デモ
データの並べ替え(ソート)は簡単にできます。
リスト上でデータの絞込みを行うことができます。オートフィルタという名前がついていますが、その使い方のポイントを説明します。
一定の条件にしたがって、データを集計することができます。集計結果は「アウトライン」という機能で、要約的な表示にしたり、詳細を含めた表示にすることができます。集計処理の方法と、アウトラインの使い方を説明します。
ピボットテーブルは、クロス集計の高機能なものです。(クロス集計-一般には2つの分類をそれぞれ縦横に並べて、交差する部分に合計などを記入する。たとえば、商品ごと、担当者ごとの売上が一覧されるような形式。)複雑な集計を一度にできるなかなか便利な機能です。原理を理解し、うまくデータ処理に結び付けてください。
最初にダウンロードしたファイルのデータを使って以下の作業を行ってみましょう。講義でやったことと重複するかもしれませんが、まあ、それは気にせずに。
集計の機能を利用して、顧客ごとの合計売上金額を求める
ピボットテーブルを作り。表の縦方向に日付、横方向に担当者名が並ぶような表をつくること。そして、売上金額の合計を計算すること
ところで10月17日の船井の合計売上金額はいくらか? (などと、ピボットテーブルの結果をきちんと読み取ることができるように)
一覧表はおおむね、ある商品に対して決められた商品番号と商品名、単価が設定されているようだ(実は違うのだが)。だけど、ある売上はお客の値切り攻撃に負けて、単価を下げて販売してしまった。それがどれかを探し当てたい。どうすればいいだろうか? 何月何日に誰がどの顧客に売ったデータかがわかればよい。
ヒントとしては、ピボットテーブルをうまく作ると、ほいほいと出て来る。
曜日ごとに、各商品が何個ずつ販売されたのかを集計したい。ピボットテーブルを使えばいい。1.5ヶ月分しかないのでちょっとつまらん結果だがいいとしよう
ヒント:A2には日付データが入っている。I2に「=WEEKDAY(A2)」という式を入れてみると、曜日に対応する数値がI列に表示される。