レポート提出課題 応用情報処理V(2013)

以下の課題のうち、必須課題を1つと、任意課題から2つを行うこと。できれば、3つやってください。

そして、作成結果のプログラムをNetBoxで提出をすること。

送付するファイルは次の要件を満たしていることを原則とする。

提出したことは、メールでも知らせてください。メールは以下のように記載します。

eclipse以外での提出も認めますが、その場合は作成したソースファイルなどを、必ず、学籍番号-課題番号 という形式のフォルダに入れ、そのフォルダを部分パスとして含むように圧縮をした結果を添付するのを基準とします。なお、eclipse以外の開発ツールでの提出の場合には、可能な限り事前に相談してください。

課題の締め切りは:2014年2月4日(火曜日)とします

成績を教務に提出する期限を、例年と同じくらいであると仮定して、日程を決めました。締め切りが「確定」した場合、締め切りが前後する可能性は0ではありません。

日本時間で2月4日中であればいいとします。もちろん、それ以前に提出してもらってもかまいません。遅れた場合は採点ができず、原則として不合格となります。

提出結果については、指導が入ることがあります。指導はメールで送ります。ない場合もあります。

受け取ったかどうかは、講義のホームページで随時公開します。

必須課題

演習ではペアプログラミングにより、2人組で課題を進めてもらったが、一人で学習するのとペアプログラミングで進めるとでは、どのような違いがあったかをレポートとしてまとめてください。学習しやすさあるいはしにくさ、モチベーションは高いか低いか、学習効果はあったかということ、あるいはその他気付いたことを、自分の主観でけっこうですので、レポートにまとめてください。長さは任意でかまいませんが、ワープロでのファイルあるいはPDFで提出をしてください。

任意課題1

整数を要素に持つ配列を定義して、適当な数値を与えておきます。そして、それぞれの数値をコンソールに出力し、同時に奇数なのか偶数なのかを数値の右などに文字で出力するプログラムを作成すること。その上で、奇数と偶数をまとめて出力する。たとえば、4,7,12,17の場合、「奇数は 7 17」「偶数は 4 12」のように出力する。それぞれ2行に分かれてもいいが、奇数あるいは偶数の行は1行で出力すること。最初に与える配列についていくつか異なるもの(要素数が異なるものなど)を与えて、正しい結果が得られる事を確認すること。

任意課題2

ある整数numberに数値を代入する。そして、1からその数値までに存在するすべての整数の合計を求めて標準出力に書き出す。たとえば、number = 4 なら、1+2+3+4=10を求める。もちろん、numberがどんな数でも(とは言っても上限があるが)きちんと求められるようにする。そして、プログラムを発展させて、numberとして与えられるいちばん大きな数値はいくつかを求めるプログラムを作成してみること。1からその数までの合計についても、numberと同じ型の変数を使って計算を求めることにする。とりあえず、numberが、short型でやってみてほしいが、そのほかの整数型でもチャレンジしてもらいたい。たとえば、byte型だと、1〜15の合計は120、1〜16の合計は136となるため、16までの数の合計をbyte型の変数では計算できないことになる。byte型の上限が127であることを思い出そう。判定方法の考え方は、1から順に数値を増やして行って、たとえば16までの合計が、1つ前の数値、つま15までの合計の数値に16を加えたものかどうかを判断する。加えた前後の値を比べて、増加していないか、差が加えた数値と違うなどの理屈に合わない結果となる場面が出てくる。そのときの数値が、上限ということになる。

任意課題3

世界のナベアツの代表的なネタと言えば「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになります」だ。通常は40までだそうだが、100、1000と続けた場合、何回アホにならないといけないかを求めるプログラムを作る。このとき、何回まで続けるかを変数として設定して、100、1000、10000まで数える場合のそれぞれのアホになる回数を、プログラムのコメント欄に記入しておくこと。

任意課題4

Chapter 8では、ひとりの人間をオブジェクトとして扱うPersonalityクラスを定義した。このやり方に従って、1冊の書籍を扱うBookというクラスをプログラムをとして作成すること。インスタンス変数として、書籍名、著者名、出版社名、定価、ページ数を定義すること。そして、インスタンス変数の「定価」は税抜き価格だとして、税込み価格を得るメソッドを定義すること。

次のようなプログラムに仕上げる。このBookクラスを使って、手近にある5冊分の本のインスタンスを生成し、その5冊のプログラムの税込み価格の合計を求めて標準出力に表示する。また、書籍名、著者名、税込み価格を、それぞれ「/」で区切って1行に書き、5冊分書籍の一覧表を標準出力に表示する。

任意課題5

JavaBookの演習問題11-1

任意課題6

JavaBookの演習問題12-1