補足
フロッピーのフォーマット
- 一般にフロッピーディスクは、「フォーマット」という作業をしないと、データ(ファイル)の書き込みができません。
- フォーマットは、パソコンで使えるようにする準備だと思って下さい。
- 市販されているフロッピーディスクは、一般にはWindowsでそのまま使えるようにあらかじめフォーマットされています。
- 学校で販売されているフロッピーは、おそらくWindows以外で使うことも考慮してか、フォーマットされていないものが販売されています。
- フォーマットするには、以下の手順で行います。
- デスクトップの「マイコンピュータ」をダブルクリックして開く
- 「3.5インチFD(A:)」というアイコンを右ボタンでクリックする
- メニューから「フォーマット」を選択する
- いろいろ設定があるが、そのまま「スタート」を押せばよい
- あとは画面の指示に従う
- フォーマットすると、フロッピー内のすべてのデータが消えてしまうので注意しましょう。
- ハードディスク内のファイルなどを手軽にフロッピにコピーする方法は、そのファイルを右ボタンでクリックして、「送る」から「3.5インチFD」を選ぶことです。
表計算の使い方のサンプル「割り勘」
- 問題設定
- サークルで飲み会があった。伝統にのっとって、上級生ほど飲み代の負担が多くなるシステムを採用している。今回は、1〜4回生に対し、負担比率は「2:3:4:4」になるようにした。人数は順に、4、3、5、8人とする。居酒屋に支払った金額が\150,000の場合、1〜4回生それぞれが負担すべき飲み代を求めたい。(授業のときとは数値が違います)
- 手順
- 表計算ソフトを起動する
- まず、どこかのセルに、総支払い金額の「150000」を入力しておく(たとえば、A1に「総額」、B1に150000を入れる)
- ある列に連続して、縦に、「1回生」〜「4回生」まで入力する(たとえば、A3〜A6に入力)
- そのすぐ右の列に、負担比率「2」「3」「4」「4」を入力する(たとえば、B3〜B6に入力)
- さらにその右の列に、人数4、3、5、8を入力する(たとえば、C3〜C6に入力)
- さらにその右の列に、「負担比率×人数」を表示する。計算式を入力する。1行目の式を残りの行にコピーする(たとえば、D3〜D6に入力)
- 人数が入力されている列の、4回生の人数のさらの下のセルを選択し、ツールバーのΣボタンをクリックすると、自動的に合計を求める式が入力される
- 同様に、「負担比率×人数」の合計も求める。このセルを「D7」のセルとする
- 「負担比率×人数」のさらに右の列に式を入力して、各学年の負担金額を計算させる(たとえば、E3〜E6に入力)。金額は「総額/D7*負担比率」となる。総額、D7は、常に同じセルを参照させたいために、絶対番地にする。たとえば、$B$1、$D$7のようにセル番地を記述するが、セルをクリックしたあとにF4キーを押してもよい。「負担比率」はそのまま相対参照しておく。たとえばE3のセルに入力する式は、「=$B$1/$D$7*B3」のような式になる
- 総額や負担比率、人数などを変更して、すぐに計算結果が得られるのをチェックしておく