#11/表計算ソフト、データ集計
集計機能の利用
- 実習用のデータの入ったファイルを取り込む(ダウンロード)
- まず、ここを右ボタンでクリックする
- メニューから「対象をファイルに保存」を選択する
- 保存する場所を指定するダイアログボックスが表示される
- 「デスクトップ」が場所として最初から設定されているのを確認して、「保存」ボタンをクリックする
- 保存後、デスクトップに「売上データ」というファイルが取り込まれている。これをダブルクリックすると、Excelで開くことができる
- 並べ替え
- 並べ替えの基準(キー)になる列にアクティブセルを置く
- ツールバーのボタンを利用すると簡単に並べ替えができる
- オートフィルタ
- 「データ」メニューの「フィルタ」の「オートフィルタ」を選択
- 列名の部分にドロップダウンリストが出てくる
- ドロップダウンリストを選択すると、そのデータに絞られる
- 集計処理
- 「データ」メニューの「集計」
- 日ごとの合計金額
- 担当者ごとに合計金額
- アウトライン表示
- 集計結果を削除する
ワークシートの編集
- 行の挿入
- 行見出しをクリックして行ごと選択
- 行見出し部分を右ボタンでクリックする
- メニューから「挿入」を選ぶ
- 行の削除
- 行見出しをクリックして行ごと選択
- 行見出し部分を右ボタンでクリックする
- メニューから「削除」を選ぶ
- 列の挿入や削除も同じ
- 1列分のデータを別の場所に移動する
- ワークシートの追加
【実習】割り勘計算をやってみる
- 問題設定
- サークルで飲み会があった。伝統にのっとって、上級生ほど飲み代の負担が多くなるシステムを採用している。今回は、1〜4回生に対し、負担比率は「2:3:4:4」になるようにした。人数は順に、4、3、5、8人とする。居酒屋に支払った金額が\150,000の場合、1〜4回生それぞれが負担すべき飲み代を求めたい。
- 手順
- 表計算ソフトを起動する
- まず、どこかのセルに、総支払い金額の「150000」を入力しておく(たとえば、A1に「総額」、B1に150000を入れる)
- ある列に連続して、縦に、「1回生」〜「4回生」まで入力する(たとえば、A3〜A6に入力)
- そのすぐ右の列に、負担比率「2」「3」「4」「4」を入力する(たとえば、B3〜B6に入力)
- さらにその右の列に、人数4、3、5、8を入力する(たとえば、C3〜C6に入力)
- さらにその右の列に、「負担比率×人数」を表示する。計算式を入力する。1行目の式を残りの行にコピーする(たとえば、D3〜D6に入力)この列を「負担割合」と呼ぶことにする
- 人数が入力されている列の、4回生の人数のさらの下のセルを選択し、ツールバーのΣボタンをクリックすると、自動的に合計を求める式が入力される
- 同様に、「負担割合」の合計も求める。このセルを「D7」のセルとする
- 「負担割合」のさらに右の列に式を入力して、各学年の負担金額を計算させる(たとえば、E3〜E6に入力)。金額は「総額/D7*負担割合/人数」となる。総額、D7は、常に同じセルを参照させたいために、絶対番地にする。たとえば、$B$1、$D$7のようにセル番地を記述するが、セルをクリックしたあとにF4キーを押してもよい。「負担割合」はそのまま相対参照しておく。たとえばE3のセルに入力する式は、「=$B$1/$D$7*D3/C3」のような式になる授業中に気が付いた間違いは直しました。申し訳なかったです
- 総額や負担比率、人数などを変更して、すぐに計算結果が得られるのをチェックしておく