文学部 応用情報処理II(2003)

担当:新居雅行(メール


このホームページは、「応用情報処理II」の履修者向けに、授業で行ったことの記録やあるいは課題などの連絡確認のために設けたものです。必要に応じて、随時、内容のチェックを行ってください。

連絡事項

講師宛メールについて

レポート課題

出席の取り方

氏名:
学籍番号:

講義内容

  講義日 講義テーマ 講義内容
    データ処理につなげるためのExcelの基本
1 2003/9/29 Excelの基本操作の復習 講義に入る前の準備、入力や編集、ファイル、シートの切り替え
2 2003/10/6 基本的な計算処理 基本計算、相対参照、絶対参照
3 2003/10/20 ワークシートでデータを扱う リストとしてデータを扱う、並べ替えなど、ピボットテーブル
4 2003/10/27 基本的なグラフ作成 散布図、折れ線グラフ、棒グラフ、度数分布、ヒストグラムの作成方法
    論文を書くためのワープロ利用法
5 2003/11/10 テキストの編集 レポートや論文の基礎とスタイル
6 2003/11/17 アウトラインと表 アウトラインを使う方法、作表のポイント
7 2003/11/26
(代替月曜日)
図の扱い 作図など、図版の効果的な利用方法
    Excelによる統計処理
8 2003/12/1 統計処理の基本 統計とはどういうことなのか、何に使えるのかなど、講義を行います
9 2003/12/8 統計処理をExcelで行う 基本的な計算や関数レベルでの統計処理
10 2003/12/15 相関係数 相関係数の求め方、直線回帰
  ---- 検定、統計処理機能の利用 χ2乗検定、F検定、t-検定、分散分析、回帰分析
本年は、このテーマは除外します。
11 2003/12/22 アンケートの処理 処理に適した入力、マクロとの併用
12 2004/1/8
(代替月曜日)
シミュレーション 乱数、問題をワークシートに展開する
    …おまけ
13 2004/1/19 プレゼンテーションのやり方 プレゼン資料で説明します

参考文献

統計関連
  原書第4版 初等統計学 P.G.ホーエル著(培風館)\1,650 統計の教科書の定番
  改定新版 統計学のはなし 蓑谷千凰彦著 東京図書刊 \2,000 統計学の教科書を分かりやすく読みやすくしたような書籍です。慶應の先生が著書です。教科書の副読本というか、もう少し砕いた説明で読みたい場合にはいい本です。
  統計解析のはなし データに語らせるテクニック 大村平著 日科技連 \1,550 統計を知った上での、検定や分散分析の説明をかなりかみくだいて書いてある書籍。統計を応用するにはこの「統計解析」に至ることになりますが、その前に、統計の知識は必要です。
  統計でウソをつく法 ダレル・ハフ著/高木秀玄訳 講談社ブルーバックス \880 統計関連では有名な書籍。ちょっと古く、雑学的な展開ではあるけど、内容は読みやすく、分かりやすい。数式をどうこうするのではなく、考え方からの説明なので、具体的な説明です。
  実践としての統計学 佐伯胖、松原望編 東京大学出版会 \2,600 かなり実用的でかつ面白い。参考文献も豊富に掲載されている。統計の考え方を非常に丹念に、しかもうまく解説している。しかも、数学的に流れていないので、途中から読んでもいいくらいだ。特に、1章は統計の考え方を整理する上では非常にいいと言えるだろう。ある程度勉強し手から読むと理解度はかなり深まると思う。
  Excelでやさしく学ぶ統計学 室淳子、石村貞夫著 東京図書 \2,000 この講義の教科書にしてもいいくらいの書籍(笑)だが、とりあえず、どうすればExcelで統計処理ができるのかということを知りたい人にはいいだろう。とにかく、簡単なサンプルをもとにした操作手順が細かく書いてある。確かにやさしいが、情報量的には薄いと言える。考え方までは詳しくは書かれていない。
Excel関連(手前味噌ですが…)
  完全制覇Excel2000基礎 新居雅行・高橋美香子著(日経BP社)\1,800  
  完全制覇Excel2000応用 新居雅行・高橋美香子著(日経BP社)\1,800  
  極めるExcel2002データベース構築法 新居雅行(ローカス)\2,800  
  Excelのカラクリ 新居雅行(技術評論社)\1,280 2003年11月に発行しました