第2回目-2003/10/6
JBuilderの使い方
教室にあるコンピュータには、JBuilder 7
Personalがインストールされています。教科書ではもっと古いバージョンのJBuilderでの操作方法を紹介しています。そのため、操作方法が若干違うところがありますが、迷いそうなところは、なるべくページ上で解説を入れておきます(あまりに一目瞭然なところは解説しないかもしれません)。なお、何度も解説はしませんので、利用するバージョンで慣れてください。
ポイント
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プログラム作成ではいろいろなファイルを自分で作ったり、あるいは別のプログラムに作らせたりといった作業が出てくる。もちろん、ファイルの扱いについてはそれなりにきちんと対処できないといけない。
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だが、そうした作業をやりやすくするアプリケーションソフトとして、開発ツールなどと呼ばれているものがある。この講義では、Javaのプログラマに高く支持されているJBuilderを実際に使うことにする。(教科書はJBuilder4で作成されているが、学校のコンピュータにはJBuilder7がインストールされている。違いはあるのだが、この授業の範囲内でほとんどないと思う。)
- いろいろなファイルをまとめて扱うものがプロジェクトである。プロジェクトも1つのファイルであるが、それを基点として作成したファイルや作成されたファイルをまとめて管理できる。開発ツールでは、通常はまずはプロジェクトを開いて作業を行う。
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開発ツールでは、プログラムの作成や、実行できるようにする処理、そして実際の実行など多彩な処理ができるようになっている。相当高機能であるためにちょっと面食らうかもしれないが、まずは必要な機能を順々にチェックすることにする。
JBuilderのアクティベート
- JBuilderはすでにインストールされた状態になっていますが、ライセンスキーを入力しないと使えません。
- ライセンスを入れて、起動できるようにする方法を説明します。
既存のプロジェクトを開いてプログラムを実行する
p34〜41を実際にやってみます
→サンプルのプロジェクトは、教室の環境ではそのままでは稼動できませんので、コピーして利用します。方法は、説明します。
理解してほしいこと:コンパイルとは何か、実行するとはどういうことなのか
自分でプロジェクトを作成しプログラムを入力する
p42〜p50を実際にやってみます
- p42の手順2:「プロジェクト」のタブにある「プロジェクト」のアイコンを選ぶ
- p43の手順6:本質的な部分ではありませんが、ここで説明されているファイルは作られません
- p46の手順2:「Web」のタブを選び「アプレット」のアイコンを選ぶ
理解してほしいこと:これまでの作業で作ったファイルとその役割
演習課題
2-1:自分で作ったプロジェクトのプログラムにおいて、実行結果が以下のようになるように、プログラムを追加すること
- 実行結果のウインドウの上端の真ん中あたりの位置(だいたいでOK)に、「慶應義塾大学」と表示されるようにすること
- 実行結果のウインドウの下端の真ん中あたりの位置(これもだいたいでOK)に、「文学部」と表示されるようにすること。
2-2:p51〜53を自分でよく読み、自分で作ったプロジェクトで管理されているファイルを実際にWindowsのエスクプローラなどで見ながら、実際にどうなっているかを調べること。また、htmlファイルがなぜあるのかということをなんとか理解してみること。
2-3:プログラムの存在、コンパイル、そして実行するということが理解できたかを改めて復習すること。
これは解答は不要でしょう・・・