テストCGIは、Mac OS 8に付属のWeb共有がきちんと機能しているかを確認するための、簡単なCGIプログラムです。プログラム自体が簡単なので、「テストCGI」は、CGIプログラムとして機能しないという可能性は極めて低いでしょう。CGI関連の処理がうまくいかないときに、Web共有が機能していないのか、それともCGIプログラムが機能していないのかを簡単に判別できます。
また、CGIプログラムのひな形としても御利用いただけます。
上記以外でも、以下の条件では機能するはずですが、チェックは行っていません。
- 「Web共有(Personal Web Sharing)」が機能していれば、Mac OS 8より前のシステムでも基本的には機能するはずです。
- AppleScriptを利用したCGIプログラムなので、WebSTARなどのWebサーバーでも機能するはずですが、チェックは行っていません。
以下のホットテキストをクリックすればダウンロードできます。解説のファイルは入っていませんので、利用方法についてはこのWebページを参照してください。
test.acgi.sit「テストCGI」はフリーソフトとします。ただし、再配付については、再配付についての部分を御覧の上、その内容にしたがって下さい。
test.acgiのインストールブラウザからCGIをテストする
- Web共有で、共有可能になっているフォルダにインストールするだけです。
- Web共有を利用するには、コントロールパネルの「Web共有」を利用して下さい。
- セキュリティを設定するには、Mac OS 8のファイル共有機能を利用する必要があります。コントロールパネルの「ファイル共有」「利用者&グループ」を利用して、ファイル共有を可能にし、ユーザー名やパスワードの登録を行う必要があります。
御注意
- Webブラウザのアドレス欄に、URLを指定して実行します。たとえば、ステッキーズCGIをインストールしたMacintoshに割り当てられているIPアドレスが「128.129.2.3」だとします。そして、Web共有で公開しているフォルダにstickies.acgiが存在する場合、
http://128.129.2.3/test.acgi
と入力して、enterキーを押すなどすれば良いでしょう。
- 次のような表示が出てくればOKです。つまり、Web共有は正しく機能しているということが分かります。このような表示が出ないようなら、Web共有自体が機能していませんので、CGIプログラムを疑う以前に、まずはWeb共有を働かせるための設定を確認してください。
- IPアドレスではなく、ドメイン名を含むサーバー名を指定してもかまいません。たとえば、
http://msykmac.locus.co.jp/test.acgi
のように入力します。ただし、サーバー名がDNSなどによってIPアドレスに正しく変換される環境が必要になります。たとえば、単にMacintoshにつけた名前にドメイン名を続けて指定することで、正しく機能することはありません。DNSは基本的には別途機能しているコンピュータによって提供されるサービスです。
- ファイル名は基本的にはそのままで御利用ください。どうしても変えたい場合でも、末尾は「.acgi」という文字列のままにして下さい。
- (IPアドレスは例として示したもので、なんらかの意図があるものではありません。また、実際にこのままのURLを入れてみたりはしないでください。)
作者は表記の機能を完全に実現することは保証しません。また、このプログラムを運用することによって利用者が被った被害や損害について、作者はその責任は負わないものとします。もちろん、細心の注意を払い、必要なテストを行った結果を公開していますが、利用者のシステム状況によっては正しく機能しないこともあります。その点は御理解ください。