iMacがわが家にもやってきた!
by Masayuki Nii(msyk@locus.co.jp)


1998年8月29日、iMacが国内で発売されました。その日私は、発表イベントの会場に行き、一方の妻は初日にゲットすべく整理券を求めてショップに走ったのでした。iMacのスペック、アップルの戦略などネタには尽きないのですが、このページでは極めて私的なわが家のiMac誕生日を綴ってみました。


iMac発表会のStarting Over



  • iMac発表イベントは、3時の発売開始を会場内にで迎えるべくスケジュールが組まれていました。発売までの時間は、アップル原田社長のiMacに関する取り組みに加えて、パートナー各社の社長のスピーチなどがありました。中でも、マイクロソフトの古川会長は、ジャケットとシャツを脱ぐと同社のマック向け製品のTシャツが現れるというパフォーマンスで会場を沸せていました。
  • そして、3時の発売開始に向かってカウントダウン!左の写真は、3時きっかりの発売開始になった瞬間です。壇上にはiMacと原田社長がいらっしゃいます。
  • イベントでは福岡、大阪、札幌と生中継をしてユーザーの声を届けるなど、テレビ番組的な演出がされたものでした。


  • イベント終了直後、壇上のiMacには写真を撮影する人が群がっていました。
  • iMacに込めたアップルのメッセージは新しいストーリーの始まりということ。これまでのMacintoshの延長にありながら、スタイルを追求することで新しいコンピュータをつくり出したという自信が見て取れます。イベントの最後は、ジョンレノンの「スターティングオーバー」をバックに、来場者三々五々、帰途につくという具合です。これから始まる新しいストーリーを、イベント参加者みんなで作り上げるという雰囲気を作っていました。
  • 会場から出るとロビー付近ではサードパーティのミニ展示会です。目新しいところではエプソンとキヤノンがiMac対応のプリンタを展示していました。周辺機器が少ないと言われていますが、意外に早く製品がそろうかもしれません。


大雨の中、iMacをゲット!



  • 一方の妻は、近いショップなどに電話をして、結局、大宮のソフマップでまだ整理券に余裕があるということで、即座に大宮に行き、整理券をゲット。いったん帰宅をしてイベントが終わって帰ってくる私を待ち、大雨の中を車で大宮に向かいました。折からの台風の接近に伴い、前線が大暴れして、東北地方などで大水害があったばかりですが、埼玉も災害とまではいかなくても、悲惨なくらいの大雨でした。大交通渋滞のため浦和から大宮に1時間半もかかるしまつ。しかも、途中、雷で一帯が停電して、信号まで消えたときもありました。1分と待たずに信号は復帰しましたが…。
  • こうしてなんとか到着し、iMacをついにゲット!メモリは64Mを自分で増設することにしました。付けてもらうと時間も費用もかかる。やっぱり今日、うちにもって帰るということにこだわったので、メモリ増設は自分でやることにしました。運搬用のキャスターはサービスということでただでもらったのですが、それでもけっこう箱が大きいこともあって、難儀をしながら駐車場までなんとか運びました。
  • 左の写真はスターレットの後部座席を倒してiMacを積み込んだところです。暗い駐車場にとりあえずiMacを置き去りにして、夕食を食べに行ったのですが、「盗まれてしまわないだろうか」などと余計なことを考えると落ち着かないので、さっさと食べて帰途につきました。


  • 帰りは渋滞もなくスムーズにドライビング。iMac用にデスクを注文していたのですが、いまだに連絡がなく結局はありあわせの机にとりあえずセッティング。それにしても、なんとも言えない魅力のあるデザインです。
  • iMacは1階のリビングルームのグランドピアノのそばに置くことにしました。2階から20mのLANケーブルをとりあえず引いてきて、インターネットに接続。さっそくユーザー登録をしました。
  • ブラウザを使えるようにし、PostPetにはさっそく妻のアドレスを入れて、ともかくスタンバイOK。
  • ケーブルをちゃんと壁に固定したり、机のこともありますが、ともかく今日からiMacはわが家の一員となりました。猫たちとも仲良くやってくれそうです(笑)。

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