バックスキンタイプのソフトケースにPilotは入れていたんですが、そのケースが入った鞄ごと、机の上から落としてしまって…。その場では気付かなかったのですが、後からPilotを使おうと思って鞄から出したら、この写真のようにフラッシュが走ってしまっていた。非常に悲しい!
で、買った店に電話をしたら、ともかく送って下さいということ。その後に費用などは知らせてくれるということで、見積もってもらったところ、25,000円かかり、期間も1か月ほどかかるとか…。うーん、Personalタイプなら、$250位までで買えることを考えると、修理するよりかは新しいものを買った方がいいかなと思い、とりあえず修理はしないことにしました。ショップさんは返送の送料も負担してくれるということで、そのあたりは良心的なんだけど、やっぱり国産のPDAとかだったらもっと早く、もっと安くやってくれるんだろうかなぁ。3COMと直に英語で交渉することも検討中です。
NIFTY-ServeのFPILOTで、修理に出した方々などの情報を参考に、壊れたPilotを修理する方法をお伺いしました。それで、なんとか電子メールでやりして、修理の依頼をしようとしました。しかしまあ、以下はそのメールのやりとりです。内容は、もちろん、要約してありますが、海の向こうとはいろいろ大変ですね。これから修理に出すという方の参考になればと思います。向こうからの返事は、こちらの時間で、だいたい午前6時とかに到着します。こちらからは、午前中に出しても、アメリカでの労働時間を過ぎるのか、1日に1往復しかできないという状況で、結局、2週間もかかりましたね。なお、向こうからのメールは同一の担当者ではなく、毎回違う人からのようです。そのために、過去のメールはほとんど引用したまま送付しているのですけどねぇ・・・。【】は私の感想です。
壊れたので修理をしてほしい。状況はこのページを見てもらうことにする。住所やPilotのシリアル番号なども書いて、メールを送付。
3 COMの日本オフィスに連絡してほしいとのこと。電話とファクスが書いてある。場所は大垣だそうです。【なんだ、日本でやってくれるじゃないの】
PalmPilot Professionalなら修理は受け付けているが、Pilot5000などは修理を受け付けていない。修理は日本では一切できないとのこと。【やれやれ、予想はしていたが・・・】
電話したら受け付けてくれないので、何とかそっちで修理をしてくれないかと依頼。
そっちからだと香港のオフィスが近いから、そっちに連絡しろと書いてある。ファクスと電話番号、そして住所なども記載されている。それでもだめなら、オーストラリアへ連絡しろとも書いてある。こちらはサポートの電話がある。【なんで距離だけで考えるのよ・・・】
英会話に自信がないので、できれば電話はしたくない。ファクスもコストが高い。何とか電子メールで受け付けてくれと再度たのむ。
了解したとメールが来た。しかし、「ところでどこが悪いのかよくわからない」と書いてある。どういうソフトでトラブルが出ているのかをたずねている。つまり、パネルが割れたという情報が欠落している。【そのように書いてきたメールは以前のメールを引用している部分もあるのだが、そこには「割れちゃった」ことがしっかり書いてあるのにもかかわらずだ!】
再度、フロントパネルが割れたということをメールする。【やれやれ!】
それじゃあ修理を受け付けましょう。受付窓口に電話をして、カードの番号を伝えてください、それから、ハードケースを買ってね・・・だって。【だから、電子メールで受け付けてくれって言ったでしょうが】
何とか電子メールで受け付けて欲しいとたのむ。カードの番号もメールする。
それじゃあ、修理担当者にコンタクトをとって欲しい。メールのタイトルに「SRO」と付けて、同じメールアドレスにメールを送って欲しい。【それを先にいわんかい!】
もちろん、タイトルに「SRO」と書いて、修理を依頼する。このページを見れば状況がわかることを伝える。カード番号や本体のシリアルなど必要な情報も記述する。
何と、内容は「11/19 6:00」のものと全く同じ。修理窓口の電話番号が書いてあり、そこに電話して欲しいと。ご丁寧に、ハードケースを買ってねも書いてある。【これはびっくり!】
まったく同じように、何とか電子メールで受け付けてくれないかと頼む。
ここでやっと送り先が知らされて来るが、SRO(修理品の受付番号だと思う)を発行するためにクレジットなど、いくつかの情報が欲しいとメールが来た。【前のメールに書いただろうが、まったく。ほとんどの情報は前のメールにある。欠落しているのは、なぜいるのか、カードの引き落とし銀行の項目だけ。向こうさんの並び順にはなっていとは言え・・・】
向こうから要望のあった情報をメールで送付する。
何と、「どこが壊れているのか?」とメールが来る。【やはり、ここでも、以前のメールを引用している部分でパネルが壊れていることが書いてあるのにたずねている。やれやれ・・・】
再度、同じようなメールをする。このあたりになると、英作文は必要なく、引用した部分を編集すればいい状態になっている。
やっとSROが発行され、送付先や発送するときの注意事項などがメールされてきた。注意事項はおおむねWebページでの内容と同一だった。
そんなわけで、11月25日に、修理品をアメリカに発送しました。送り先は3COMではなく、たぶん下請けで修理をやっているところでしょう。さて、いつ戻ってくるのでしょうか??
今日、無事に修理されたPilot5000が戻ってきました。なんと、返送品専用とおぼしき箱で、間仕切りがあって、本体を入れる方は、スポンジでゆるやかに固定されるような感じになっていました。それでも、箱を振るとコトコトと音がするのですが…。とりあえず、一件落着ということです。
しかしまあ、最初に国内の販売店で依頼しても1ヶ月かかるということだったから、同じくらいの期間がかかってしまったわけですね。あとは、クレジットの引き落としのときの円レートが気になる。ああ、そういえば、円安なんだ…。
向こうからは、DHLでやってきたのだけど、送り状の差出人は「Palm Computing C/O KTSI」ですね。申告された内容品の金額は$19になっています。とりあえず、関税などの課税はないみたいです。
この日付にはあんまり関係ありません…
こうして、大変な思いをして修理したPilotですが、どうも他にも故障がありました。最初気がつかなかったのですが、なんだか電池のなくなり方が異様に早い。さらに、電源を落としていても同じペースで電池がなくなります。1週間弱くらいで、うんともすんとも言わなくなる。やれやれ、修理のときに壊されたか、あるいは落下したときに液晶パネルだけでなく、中もやられたのか…。
さすがに、これに対してクレームする気力もなく、最初に手に入れた記念すべきPilot5000はお蔵入りにしました。実は修理の間にPilotが使えなくなるのが不便なので、ちょうどそのときに海外出張に行った同僚に、Palm Pilot Personalを買ってきてもらっていました。Pilot5000用のメモリはPersonalでも使えるやつだったので、早速増設して使っています。うーん、安いマシンだとは言え、何台も買っていては意味がない。
で、それじゃあPilotが余るというわけで、奥様に「使う?」と聞いたら、飛び上がってよろこんだりして、奥様用になるところだったのです。それで、まあいろいろあって奥様用パソコンは現在はWindows機なのです。で、Windows用のアプリケーションはパッチとかややこしそうなので、ノーツパーソナルとEasy Syncでばっちりだ! ということで、ノーツまで買ってしまって…。で、あれこれあさんざんインストールして、とりあえずノーツで書いたメッセージはPilotとシンクロできるところまで行きました。しかしながら、1週間も電池が持たないようでは使いようがないですよね。で、奥様は残念ながらPDAを持ち歩くという野望を捨てざるを得なくなったのです。ノーツパーソナルには、インプレスのホームページ素材集がついているので、ホームページを作り始めた奥様は、ロータスの黄色いCD-ROMを「素材集」と呼んでいます。