AppleScriptアプリケーション
ファイル名を付け直す
作者:新居雅行/Masayuki Nii
概要
- ファイル名を、一定の規則に従って付け直します。たとえば、連番が含むようなテキストをファイル名として自動的に付けます
-
このスクリプトプログラムはフリーウエアとします。著作権は作者に帰属します。再配付は作者の事前の承諾を必要とします。また、このソフトウエアを使用することによって生じる損害等について、作者には責任はないものとします。
ダウンロード
- Stuffit形式で圧縮したファイルを用意しました。ダウンロード(544KB)
- Stuffit形式で圧縮し、BinHexでエンコードしたファイルを用意しました。ダウンロード(736KB)
- 圧縮を解くと、「ファイル名を付け直す」というアプリケーションが出てきます。それをたとえば、デスクトップなど、適当に利用しやすい位置に置いてください。
- アプリケーションだけしかファイルの中には入っていません。解説はこのページを参照してください。
使用方法
- 名前を変更したいファイルをまとめて「ファイル名を付け直す」にドラッグ&ドロップします。
- 次のようなダイアログボックスが表示されます。
- 「ファイル名」は付け直した結果のファイル名です。ただし、ファイル名中の半角の「%」は数字に置き換わります。
- 数字の初期値と桁数は、「開始番号」「桁数」で指定します。
- 「処理実行」ボタンをクリックすると、ファイル名の付け直し処理が実行され、アプリケーションは自動的に終了します。
動作について
- ドラッグ&ドロップしたファイルを、更新日の順に並べ替えて、ファイル名のつけ直しを行います。結果的に、古いファイルほど若い番号になります。
- ダイアログボックスでの設定は、更新されて記録されます。たとえば、4つのファイルをドラッグ&ドロップし、開始番号が10とします。すると、付け直されたファイル名の中の連番は、10〜13になります。次に「ファイル名を付け直す」を起動したとき、自動的に開始番号は「14」になっています。つまり、連番をつける限りは設定を変更しなくてもいいようになっています。
- アプリケーションは、FaceSpanで作成されており、AppleScriptをベースに機能しています。
- ドラッグ&ドロップのみに対応しています。「ファイル名を付け直す」をダブルクリックしての起動や、あるいはFinder上で選択してアップルメニューから「ファイル名を付け直す」を選ぶようなインタフェースには対応していません。
補足説明
このアプリケーションは、画面ショットの整理のために作成しました。原稿を作成するとき、原稿のテキストファイルと図版のTIFFファイルなどを揃えます。原稿の中には、どのファイルかを示すファイル名を記入するのが一般的ですが、その場合に利用しやすいファイル名に図版のファイルのファイル名を付け直すことがこのアプリケーションの目的です。
画面ショットは、たとえば、Command+shift+3の場合では「スクリーン 1」などのファイル名になります。SnapZ Proでは、「Microsoft Word 1」などの名前になります。画面ショットはたくさん撮影することになりますが、後で原稿を書くときに撮影した順序でチェックしたくなります。ファイルを名前順に並べたときに、撮影した順序になってほしいのですが、撮影したままのファイルでは、数字の部分が2桁、3桁となると、番号と順序が狂ってきます。そこで、数字の部分は一定した桁数で番号を振るということをしたいために、こうしたファイル名の付け直しのアプリケーションを作ったわけです。また、ファイル名自体も、「shot0001.tiff」だとか「fig001.pict」などのよう空白や特別な記号を含まないシンプルな形式の方が、入力も楽で間違いも少ないということもあります。
更新記録
- 1998年9月12日
- 正しく動作しないバグがありましたので、直しました。修正版がこのページでダウンロードできます。
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