タイトルSolaris日本語版を非商用利用に対して無償提供を開始カテゴリーUNIX
作成日1999/9/17 23:47:36作成者新居雅行
サン・マイクロシステムズは、同社のOS「Solaris 7日本語版」を、非商用利用に対してフリーで提供することを始めた。ソフト開発やあるいは研究などであれば利用できるが、システム販売などの営利活動、あるいは企業の情報システム構築などへはフリー版は利用できない。98年8月より「Free Solaris」プログラムとして、Solarisオペレーティングシステムをフリー提供しており、10万以上の利用があったとしているが、このサービスに日本語版OSも加わったことになる。内容は通常のSolaris 7日本語版と同一となっており、サーバーとクライアントの区別はない。申込者にのみライセンスされ、譲渡等もできない。なお、テクニカルサポートは受けられないが、有償のサポートを申し込むことはできる。

UNIXここ数年で大きくクローズアップされてきたのは、OS自体を事実上フリーで配付されているとiうことがある。安定性などを確保するために独自に機能アップしてきたSolarisと言えども、こうした波にさらされることになり、開発者などへの浸透を計るためにフリー化という道を取ることになった。
関連リンクFree Solaris プロモーション