タイトルシリアルポートをネットワークで共有するソフトをリリースカテゴリーネットワーク, 周辺機器, ユーティリティ
作成日1999/9/23 1:19:14作成者新居雅行
エスコンピュータは、ネットワークを利用して、別のパソコンのシリアルポートを利用するソフトウエア「UNICORN」をリリースした。シェアウエアとなっており、ダウンロードしたものは30日間に限り利用できるようになっている。ライセンスとして、サーバーとクライアントが1つずつのものが\4,600、クライアントの追加ライセンスが\1,200となっており、プロレジでの支払いが可能になっている。

UNICORNは、サーバー版とクライアント版がある。サーバー版のソフトウエアが稼動するコンピュータのシリアルポートを、ネットワークを通じてクライアントから利用できるようになっている。サーバー版には、Windows用とMac OS用(9/30に公開予定)がある。クライアント版はMac OS用のものだけがある。Windows機に接続したモデムなどを、Macintoshから利用することができる。また、iMacからでもサーバーを介してシリアルケーブルに接続する周辺機器が使える。エプソンのプリンタの共有に使えるなど、従来の周辺機器などではできなかったことも可能にする。

USBが普及して来たとは言え、まだ従来のシリアルタイプの周辺機器を所有しているユーザ?も多いだろう。Windowsではまだまだシリアルタイプの機器も多い。シリアルポートがむしろ珍しくなった現在のMacintoshの製品ラインでは、シリアル接続機器を使いたい場合にはUNICORNのような解決策がむしろ合理的かも知れない。また、エプソンプリンタを共有できることは注目できるだろう。
関連リンクUNICORNの商品説明