Sustainable Softworks社は、ケーブルモデムなどを使って複数のパソコンをインターネットに接続するためのルータソフト「IPNetRouter」をリリースしているが、Ver.1.5c2がリリースされた。新版は、DHCP関連の機能修正などを行っている。
IPNetRouterは、Macを利用してケーブルモデムやADSL回線、あるいはダイアルアップ経由で接続したインターネットに対し、Ethernetでつながれた複数のパソコンからのインターネット接続を可能にする。IPマルチホーミングやIPフォワーディングが可能であり、EthernetとPPP接続とをルーティングしたり、複数のEthernetカードに対応している。IPマスカレードが可能であり、またDHCPサーバー機能を内蔵している。IPのフィルタリングや、WindowsベースのVPNであるPPTPに対しても正しく機能する。Mac OS 7.5.3以降、OpenTransport1.1.1で機能する。価格は1サイトあたり$89で、サイトライセンスは$3000となっている。Kagi.comで支払う形式のシェアウエアだ。PowerPC版と68k版があり、PowerPC版はバックグランドで機能するアプリケーションもある。接続形態などは、以下のリンクからたどることができる「Getting Started with IPNetRouter」に比較的詳しく掲載されている。
|