Basic言語での開発ツールであるFutureBasicのサポートサイト「futurebasic.org」が開設された。このサイトはFutureBasicの開発元であるStaz Softwareとは独立した団体として運用されている。サイトは無償で参照できるが、$20の登録料でサイトの中身やサンプルプログラムなどを含んだCD-ROMを入手することができる。また、費用を払ったメンバーにはメールによる情報提供やメンバーだけが参照できるWebサイトの利用などの特典が得られる。Webページのサポートエリアには、メーリングリストの情報やFAQ、サンプルプログラム、新バージョンのFutureBasic情報、AOLで公開された開発者向けの情報などが参照できるようになっている。英語に加えて、フランス語、スペイン語、ドイツ語のサイトも用意されている。開発者やあるいは開発元のオフィスが写真入りで紹介されているなど、ファンクラブ的な色彩もあるサイトだ。
FutureBasic IIは、98年初頭にリリースされているが、futurebasic.orgのサイトによれば、「FB^3」と表現する新しいバージョンが限定的に配付されているということだ。ただし、次期バージョンのFutureBasicについてはStaz Softwareのサイトには何も情報がない。最近はREALbasicに押され気味ではあるものの、futurebasic.orgの存在はFutureBasicユーザーが健在であることを強くアピールすることになるだろう。
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