アップルが主催するQuickTimeのイベント「QuickTime Live!」が、1999年11月8〜11日に、ロサンゼルスのコンベンションセンターで開催されることがすでに8月に発表されているが、ワークショップやセッションの内容が明らかになっている。8日にはワークショップが開催されるが、デジタルビデオの初歩的なセッションや、あるいはPremierなど各社ごとの製品にフォーカスしたセッションなどが用意されていて、いずれかを1日がかりで受講する。9〜11日にはキーノートやセッションが開催されるが、セッションもQuickTimeの基本からストリーミングに至まで広範囲に渡っている。展示会は10、11日に開催されるが、無償で入場できるのは11日のみとなっている。
QuickTime分野の開発者や、あるいはデジタルビデオ分野の人を対象にした展示会という位置付けで、開発に関連するような内容のセッションも行われるようだ。QuickTime4でストリーミングという新しい枠組みを加えたQuickTimeは、もはやMacintoshという枠組みだけではカバーしきれない広がりを見せている。そうした状況を踏まえ、ある意味ではWWDCに匹敵するQuickTimeにフォーカスしたデジタルビデオ関連のイベントを目指しているものと考えられる。すべてのイベントに参加できるPlatinum Passが$1390、カンファレンスのみのチケットが$995、ワークショップのみのチケットが$395、展示会のみは無料で入場できる。
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