Tech Info Libraryに、iMac DV/special editionに組み込まれるムービー編集ソフト、iMovieについての文書がさっそく4つも追加された。iMovieの制約事項が紹介されており、iMovieの限界を知るには必須の情報だろう。
60561:iMovie: Can’t Import Non-DV QuickTime Movies iMovieはDVビデオ専用のため、DVではないムービーは読み込むことができない。他のアプリケーションなどで作ったムービーを利用したい場合、QuickTime Pro上でQuickTime Playerなどを使い、ムービーを開きそれをDVストリームとしてExportして新たなムービーを作る。この方法については手順が閉められている。そうして作ったムービーは、iMovieに取り込むことができる。
60562:iMovie: Files Split At 1.9 GB When Capturing Clips http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60562 Mac OS 8.Xでは、ファイルのサイズは2GBまでという制約があるため、一度に録画できるムービーの長さもこれに依存する。従って、1つのファイルへの取り込みは約9分までしかできない。ただし、iMovieはそれより長く取り込みをした場合でも、ファイルを分けて続けて取り込みを行うようになっている。
60563:iMovie: Shelf Spaces Available With Different Monitor Resolutions http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60563 iMovieは画面の解像度に依存した動作をする。基本的には1024×768ドットの画面で使うことを想定しているが、800×600でも利用できなくはない。640×480ではiMovieは起動しない。800×600の場合には、ムービーをストックするスペースが少なくなるが、高解像度で取り込んだムービーを利用する時にエラーが出る。こうした動作を避ける設定についても記載されている。
60565:iMovie: Transition and Title Clip Progress Bars http://til.info.apple.com/techinfo.nsf/artnum/n60565 トランジション効果やタイトルクリップのムービー生成時のプログレスバー(作業の進行状況を表示するバー)は、ダイアログボックスで表示されない。Clip Viewerのトランジションなどを示すボックスの中に、赤いバーのプログレスバーが表示される。