タイトル | Sherlock関連の機能を使うための開発情報 | カテゴリー | Mac OS 9, Mac OS 8, Technote, アップルからの開発資料 |
作成日 | 1999/10/12 12:35:14 | 作成者 | 新居雅行 |
Mac OS 9の発表と同時に公開された中に、Sherlockの内容で検索に関するものが、2つ含まれている。いずれも、Mac OS 8.6ですでに実現していたが、利用方法のドキュメントがなかったものである。 ◇TN1181: Sherlock’s Find by Content Text Extractor Plug-ins http://devworld.apple.com/technotes/tn/tn1181.html Sherlockのファイルの内容検索では、単にファイルのデータフォークを取り出すだけでなく、プラグインを利用して、特定のフォーマットのファイルから、テキストを抽出しそれをファイルの中身として解析してインデックス構築するということができる。この機能はMac OS 8.6に組み込まれているが、プラグインの作成方法は、今回はじめて明らかになった。たとえば、これを利用すると、ExcelやQuarkXPressのファイルからテキストを抽出し、それを内容で検索のインデックスに適用させることができる。また、テキストだけでなく、画像ファイルや書式情報もテキスト化して、検索対象にするなど応用範囲は広いものだ。 プラグインはコードフラグメントで作成し、いくつかの規定の関数を外部から呼び出せるようにする必要がある。プラグインのプログラム例とともに、アプリケーションからプラグインを呼び出す方法も示されている。 ◇TN1180: Sherlock’s Find By Content Library http://devworld.apple.com/technotes/tn/tn1180.html Sherlockは、システムに含まれているFind By Contentライブラリを利用して、ファイルの内容を検索している。このライブラリは、アプリケーションなどからも利用できる。この文書の半分以上はリファレンスだが、実際に検索処理を行う方法についても、Cのサンプルプログラムで添付されているので、すぐにでもプログラムに応用できるだろう。 | |
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