タイトルプロセッサ供給の問題でG4がクロックダウンカテゴリーPower Mac, Macintosh本体
作成日1999/10/14 11:20:47作成者新居雅行
Power Mac G4がクロックダウンした。500MHzのG4の供給がおくれることが原因で、各製品のクロックをダウンしたものに置き換えられた。ラインナップはPCIグラフィックスの350MHz、AGPグラフィックスの400、450MHzの3製品となる。500MHz版は2000年になってから発売される予定となった。スーパーコンピュータに匹敵するハイスピードを売り物にしたG4だが、そのなかの最高速のマシンが事実上発売延期となり、さらにクロックを下げるという措置をしたことで、G4購買層へ水を差すことは否めないだろう。また、G4のパフォーマンスへの期待が薄くなれば、なおさらiMac DVに目が向いてしまう。なお、2000年よりIBMがG4プロセッサの製造に入り、アップルはそれを利用することも発表されている。

また、1999年度の第四四半期の決算報告がなされ、前年同期比で利益は14%ダウンとなった。9月が商品の入れ替え時期になったことが利益を圧迫したと説明されており、次の四半期にはもっといい数字が出せるとしている。

Apple Reconfigures Power Mac G4 Processor Speeds to Match Chip Availability
http://www.apple.com/pr/library/1999/oct/13g4.html

Apple Reports Fourth Quarter Profit of $111 Million
http://www.apple.com/pr/library/1999/oct/13q4results.html
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