タイトル | MOSAのミーティングが12月に開催、今年は泊まりもある | カテゴリー | 業界動向 |
作成日 | 1999/10/21 11:34:24 | 作成者 | 新居雅行 |
MOSA(Macintosh OS Software Association)は、毎年恒例となった「第6回 Macintosh Software Meeting ’99」を開催する。1999年12月11、12日に、東京初台のアップルコンピュータ本社と、葉山の湘南国際村センターで行われる。初日にアップルよりのセミナーをアップル本社で行い、夕方にバスで湘南国際村センターに移動し、2日目にはMOSAの企画によるセッションが開催される。セッションは11設けられているが、うち3つは初日に異なる時間帯に行われる。そして8つのセッションが2日目に開催されるが、同時にいくつかのセッションが開催されるため、3つまでセッションに参加できる。費用は、会員でツインルームの場合\12,000となっており、シングルルーム、会員外では異なる値段設定となっている。 アップルからのセッションは、Mac OS、QuickTime、MLTE(MultiLingual Text Editing:Mac OS 9に搭載されたシステム機能で、32KBを超えるテキストの扱いも可能なテキスト編集コンポーネント)となっており、特にMLTEについては現在ドキュメントが配付されていないこともあって、情報が初めて公開される場になる可能性もある。2日目のセッションは、中野洋一氏のゲームプログラミング、福井裕之氏のPalmアプリケーション開発、K仲川氏によるREALbasicプラグインやオブジェクト指向の考え方、土屋一樹氏によるREALbasic入門、稲田元彦氏によるハードウエア解説、新居雅行によるJavaといったテーマで行われる。 1日目の夜にはスペシャルパーティとして、Apple Design Awardを受賞したコーシングラフィックシステムズ小池邦人氏に対するお祝も行われる。アップルが開催するデベロッパー向けのカンファレンスがWWDCに一本化して日本で開催されなくなったことから、昨年のミーティングより、アップルによって行われるセッションが重要な意味を持つようになっている。そのこともあって、前年のミーティングはアップル本社のみで行われ、一昨年までの宿泊を伴う形式で開催されなかった。今年は、アップル本社を利用しながらも宿泊もプログラムに組み入れることで、参加者の懇親をより深めるという意図があるようだ。 | |
関連リンク | Macintosh Os Software Association(MOSA) |