タイトルCodeWarriorのJava版がクロスプラットフォーム対応でリリースカテゴリーCodeWarrior, 開発ツール, Java
作成日1999/11/3 15:20:12作成者新居雅行
Metrowerks社は、同者の開発ツールのJava専用版「CodeWarrior for Java」をリリースした。すでにリリースしているCodeWarrior Pro5のJava関連機能だけを取り出したものではあるが、Developer Depotでは$89.95で売り出しており、かなり安価である。Mac OS、Windows 95/98/NT、Solarisをサポートするが、SolarisのみPro4ベースのツールでPro5相当のツールは今年中にフリーアップグレードされる予定だ。CodeWarrior for Javaは、JDK 1.1およびJava2に対応したツールで、RAD機能によりビジュアル開発が可能なことや、JDWP対応のリモートでバッグが可能でサーバーコンポーネントのデバッグができることなどが特徴だ。また、統合開発環境としてもスムーズに使いやすく利用できるなど、定評のあるツールとして知られいてる。CodeWarriorはプラットフォームごとに別売されるようになったものの、for JavaはJavaのクロスプラットフォームに呼応した形でマルチターゲットの製品としたと考えられる。NetBeansがサンマイクロシステムズに買収されてフリーで配付されているように、Java開発環境の変化に対応した製品だと言えるだろう。日本語版については現在はアナウンスがない。
関連リンクMetrowerks Ships New Release of CodeWarrior for Java