タイトルBeOS、PowerPC版LinuxではJava2に対応カテゴリーJava, UNIX
作成日1999/11/9 12:8:9作成者新居雅行
BeOSは、Java2 Standard Edition、およびPersonal Javaに対応する。1999年内にベータ版をリリースし、2000年の第一四半期には正式版のリリースに漕ぎ着ける予定だ。BeOSは、G3以降のMacintoshでは稼動できないとは言え、PowerPC環境でJava2が組み込まれ、おそらくはMac OS向けよりも早く出荷されることはほぼ確実となった。
また、PowerPC上で稼動するLinuxオペレーティングシステムであるLinuxPPCやYellowDogLinuxなどに向けても、Java2のJDK 1.2.1がすでに配付されている。ファイルの日付は今年の3月となっており、プレリリースのバージョン1が配付されている。
PowerPC環境ではJava2対応が着々と進んでいるが、Mac OSについては何のリアクションもない状態だ。Javaへの幅広い支持があるという状態ではないというものの、サポートするということを表明している以上は、利用する側は最新版を望むが当然と言える。どうやら、Mac OSでのJava2対応は、Java2の正式発表から1年以上越えることが濃厚になってきた。

Be Incorporated Works with Sun Microsystems to Enhance and Extend Cross-Platform Content-Rich Applications
http://www.be.com/press/pressreleases/99-11-08_sun.html

Java for Linux on PowerPC
http://khendricks.ivey.uwo.ca/linuxppc/jdk/
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