タイトル | 電子メールなどの情報をサーバで管理する情報ツールがリリース | カテゴリー | その他のインターネット, Java, 各種プロダクツ |
作成日 | 1999/11/11 9:53:42 | 作成者 | 新居雅行 |
スタジオエリプスは、クライアント/サーバ型の情報管理ツール「iClue」をリリースする。電子メール、アドレス帳、メモをサーバーに記録管理することができ、それをクライアントから参照することができる。検索することも可能だ。複数台のパソコンを使っているようなユーザにとっては便利だ。また、データ保存にデータベースエンジンを利用することができるなど、システム開発の素材としても使える。クライアント、サーバとも、Javaで開発されており、MRJ 2.1.1以上、あるいはJDK 1.1.7以上で稼動する。シングルユーザー向けの発売は1999年末で、現在は評価版がダウンロードできる。価格は9800円を予定している。Mac OS、Windows、UNIXをサポートするが、クライアントについては、Webブラウザからの利用や、iMode、Palm、Windows CEベースのものもサポートする予定である。クライアントライセンスは柔軟に対処されており、1ライセンスを複数のクライアントにコピーできる。Workgroup版が2000年春の出荷予定で、さらにEnterprise版の発売も予定されている。 電子メールのメッセージを蓄積する方法としては、IMAPなども利用されるようになってきているが、クライアント側の制約があることなど、使い勝手が良くない場合もある。iClueは「中間的」なサーバを経由することで、複数台からのメール参照を可能にする。グループでの利用はもちろん、個人的な利用を視野に入れたサーバ製品とも言える。なお、開発は、Macintoshで行われているため、MRJでの稼動はもちろん、ユーザインタフェースの作り込みも、Mac OSで行っているそうだ。 | |
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