タイトルCarbonでのメニュー、ウインドウ、印刷処理についての開発者向け文書カテゴリーアップルからの開発資料, Mac OS X, Mac OS 9
作成日1999/11/15 11:59:34作成者新居雅行
Carbonでのウインドウ、メニュー、印刷に関する変更点を記載したドキュメントがリリースされた。いずれも、アプリケーションには必須の機能だけに、Carbon対応のソフトウエアを開発するのであれば、目を通しておく必要がある文書である。

Carbon Window Manager Preliminary API Documentation
http://developer.apple.com/techpubs/macos8/pdf/Carbon_Window_Mgr_API.pdf
CarbonでのWindow Managerの変更点を記載した14ページのPDFだ。追加されたAPIや、Window属性の利用、WDEFの作成方法等が記載されている。プレリリースとなっているため、今後に改定される可能性は高い。

Carbon Menu Manager Preliminary API Documentation
http://developer.apple.com/techpubs/macos8/HumanInterfaceToolbox/MenuManager/menumanager.html
Carbonでのメニューに関する変更点が記載された16ページの短いPDFだ。プレリリースとなっているため、今後に改定される可能性は高い。Carbonでは、アップルメニューは自動的に構築されるので、AppendResMenuでアップルメニューは作らなくてもよい。また、OpenDeskAccやSystemEditの呼び出しも不要になっている。メニュー構造体への直接アクセスはしないようにして、代わりにアクセッサ関数を使う。CarbonでのMDEFの作成方法も記載されている。

Carbon Printing Manager
http://developer.apple.com/techpubs/macosx/CarbonPrintingMgr/index.html
Carbonでは、Mac OS 8での印刷処理と、Mac OS Xでの新しい印刷モデルの両方をサポートする。そのために、印刷処理についての変更がある。プリントレコードに直接アクセスできないなど、プログラムの修正が必要になってくる。Carbonでの印刷処理の咲く西方法とリファレンスが上記のリンクから参照できる。HTMLページとなっており、オンラインで参照する。
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